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パラシュートアンカーのサイズUP!

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結構助かるアイテム、パラシュートアンカーをより効くやつに!

使う人は使う、不要!と思う人は使わないグッズ、パラシュートアンカー。強風でもカヤックフィッシングを楽しむ僕には、流されるスピードを遅くしてくれるアンカーなので便利なアイテム。

最近僕が学んだのは『パラシュートアンカーはサイズ選びが大事』という事です。

買う時に僕が見ていたのは見た目・価格程度でした。一般的に売られているサイズであれば大丈夫としか考えていませんでした。でも、カヤックのサイズ、抵抗を受けやすい・受けにくい、どの位の風速で使用するか?も考えた方がより自分に合ったパラシュートアンカーに出会うのでは?という考えに辿り着きました 🙄

カヤックで使用するパラシュートアンカーについて

人それぞれの海況判断があって、3m以上の風予報だと出艇しないとか、白波が見えたら出艇しないとかの基準ってありますよね。僕の場合は冬の北風はWelcomeで、7m前後なら釣りをやってます。風情報はオンタイムで風速計を表示してくれる逗子マリーナの情報を参考にしてから、『今日出る、出ない』を決めてます。釣りがしやすいコンディションは強風時ではなく、1-3mぐらいでしょうか。

風は欲しいと僕は思う派です。沖6,7キロで釣りをする僕には冬の北風は助かる風。沖へ移動する際にDownwindでスイスイ進めるのが助かります。帰りは向かい風、又は風が収まって楽々帰ってくる事もあります。10mぐらいの向かい風でも漕ぎ練習をするので僕のLimitは自分の感覚で分かってます。

で、パラシュートアンカーですが僕の場合、夏より秋・冬・春に使う事が多いです。夏の南風の場合、だまっていれば浜に戻してくれるので、そんなに使用せず。寒い時期はパラシュートをして、流されながら水深40m~80mぐらいまでの家前の湾をScanする感じで釣りをします。

 

■ 9/10の様子

カヤックが風に流される

この日は北西というか、逗子葉山の内陸側からの強めの風でした。前のパラシュート(黒)を使ってずっと流されながら釣り。流されては少し漕いで、陸側へ戻って、また流されてを続けた5時間でした。鎌倉の水深20-40mをScan釣りしたような動きですね。午前10時ぐらいStartで、午後2時ぐらいまで大して釣れず。2時3時になってようやく良い感じに釣れた時でした。

帰りにGarmin watchでGPS情報を取ったのですが、この時の僕のパドリングで1kmを平均15分。普段の2倍ぐらいの時間が掛かってます。それだけ時間がかかったのは向かい風だから。7キロ漕ぎ終わるのに1時間45分も。

こんなコンディションでも釣りを出来たのはパラシュートアンカーのお陰です。

 

でもこの時感じた問題が!

僕が普段乗っているカヤックには艇後ろの下にラダーが付いてます。風が強くなると、このラダーが抵抗となるので、風上側に艇の後ろが向きます。

図にするとこんな感じ。

僕のカヤックが風で流される時の様子

 

で、パラシュートアンカーを入れて約7キロ流された時はこんな感じでした。

風の抵抗とラダーの関係

まあ、風と潮の流れも関係すると思うのですが、強風の時に釣りをしていると、風向きに対して右横90度ぐらいの角度で釣りを何時間もしていると姿勢が疲れます。希望は真横ではなく、斜め右なんですね。個人の好みだと思いますが。

これを改善するにはパラシュートの抵抗をもっと強くしたいなと思うようになりました。

 

そこで今回、今まで使用していた黒のパラシュートアンカーより大きいサイズの物を用意しました。

大きいサイズのパラシュートアンカーを導入

 

 

僕のセットアップ

僕の使い方は以前の黒パラシュートの時から独自に考えた仕様でやってます。なのでメーカーの推奨方法や、一般的な使われ方と異なるかと思います。自分で辿り着いた『好みのスタイル』といった感じです。(別にお勧めはしてないです)

僕が求める仕様:

  1. 水へ投げ入れて開くのが早い事
  2. 抵抗が強い事
  3. 回収が楽な事

 

で、まずはパラシュートが強制的に開くような工夫をします。先端についているこの輪っか部分、普通はこれにフロートを付けて、先端部分が浮かぶように(海面近くに来るように)すると思うのですが、僕はこの輪っかをパラシュート内へ入れて、内側でロープと繋ぎます。

自分なりの工夫

 

それと、抵抗を強くする為に、海水が逃げる穴部分を半分程度にします。その為には穴を縫って塞ぎます。

パラシュート内にロープを通す

 

次に、パラシュートの入り口というんですかね?(広い側)の方、先端の輪っか部分を上部と考えるなら、反対側になる下の部分にオモリを縫い付けます。オモリに付いている穴と、ベルトをまずは縫い付け、次にネオプレーン生地で覆います。

パラシュートアンカーにオモリを付ける

 

オモリを縫い付けると、こんな感じに。カバーするのは傷防止というか、他の物に当たった際にオモリのせいで擦り傷が付くのを防止する為にネオプレーン生地でカバーします。ちなみにダイソーのペットボトルカバーを生地として使ってるので安い。

縫い付ける

 

パラシュート内を通すロープの出口部分(上部)には、ロープを通す用のリングも自作で縫い付けます。

リングも縫い付ける

 

こんな感じにロープを通します。

リングへロープを通す

 

イメージ図でいえば、こんな感じ。

イメージ図

 

実物はこんな感じ。

僕の好みの仕様のパラシュートアンカー

 

僕のロープ長さは4m~5mぐらい。何ヵ所か結んで絡みにくくするのと、ロープの強度UPをしてます。

完成

 

回収のしやすさですが、引っ張って手繰り寄せて回収するではなく、僕の場合はパドリングして引取りに行く感じです。なので、カヤック先端から後ろへのシステムはやらないです。風が強いと分かっていれば、先端のグリップへ取り付けて出艇します。パラシュート先端を縫っているので水を抜きにくい?と思うかもしれませんが、縫っている箇所をつまめば、あっさりと水は出てくるので気にならないです 😀

 

 



 


- カヤックを漕いで釣り -

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