数年ぶりに衝撃を受けた!近所でミツバチを飼う人を発見!
コンポスト(生ゴミ処理)について調べていたところ、近所に住む方のBlogが出てきました。へ~、近場に面白そうな人がいるんだ~っとBlog内の別記事も読んでみたら、今年から蜂を飼う事に挑戦しているというページが目に入ってきました!「蜂=個人で」なんて今まで考えた事が無かったから、凄いビックリして衝撃的でした。その瞬間、これは面白そう!やってみたい!とワクワクしました。で、勿論その日中に動き始めまして 😮
それと貴重なご縁をくださったBlogにもコメントを残しました。ありがたや~。
ザックリ調べてみた!
- 蜜蜂を飼育するには、蜜蜂飼育届を知事に届け出ることが必要(神奈川県のウェブサイト参考)
- 西洋ミツバチ(外来種・養殖)、日本ミツバチ(在来種・野生)の2種があり、養蜂を専業でやっている方々は主に西洋ミツバチを飼う
- 個人の趣味として蜂を飼う人は、日本ミツバチを捕まえて(来てもらって)、飼い始めるらしい
- 4月、5月に分蜂(ぶんぽう)と言う、引っ越しがあり、その際に自作巣箱に入居してもらうのがポイント
- ミツバチの巣箱はDIYでも作れる
- 巣箱を置いておけば勝手に蜂が住み着く訳じゃなく、巣箱を気に入ってもらう事が一番最初との事
- 巣箱には何種類かスタイルがあり、趣味で日本蜜蜂を飼う人は重箱型が一般的
- 誘引液やキンリョウヘンという花でミツバチを呼び寄せるらしい
などなど、知らない世界の話に興味津々です。
で、4月5月の春~初夏にかけて分蜂(ぶんぽう)といって「巣立ち」があるとの事。このタイミングを逃すと来年の春まで捕獲(入居)のチャンスを逃すらしい。僕がこのミツバチ個人飼育について知ったのが5月12日なので、ほぼ5月半ば。分蜂シーズンの終盤!急いで滑り込みたい!
まずは日本蜜蜂用の誘引剤(誘引液)をポチっ。西洋蜜蜂用の蜜蝋・誘引液では日本蜜蜂は寄ってこないらしい。へ~
受取までに2,3日はかかるだろうと予想し、直ぐにコチラを手配しました。
次に、巣箱の用意を進める必要があります。カヤック小屋制作用に半年前に購入した木材を引っ張り出し、寸法Check。
簡単な図面を考える。
個人の趣味でも届出が必要との事
ネットで調べたところ、神奈川県のウェブサイトを読みました。内容的には、個人の趣味であっても蜜蜂を飼育するのであれば、(予定だとしても)届出をする必要があるそうです。お~、早い段階でこの事を知って良かった。早速、書式のWordをダウンロードして記入。場所、目的、連絡先等の記載。ハンコ不要。
神奈川県のウェブサイトを引用:
URL: https://www.pref.kanagawa.jp/docs/w5c/cnt/f70185/p5734.html
で、この届出を送る先というのは逗子市に住んでいる僕の場合は
- 横須賀三浦地域県政総合センター 農政部 地域農政推進課 電話 046-823-0210
になります。
Wordへの記入が終わって、直ぐに電話。担当の方とお話をして、FAXで送る事にしました。個人からのメール受取は大変らしく、郵送は僕が苦手。直ぐに情報を送る手段であればFAXでも良いよね。この届出をサッと済ましたので、プロジェクトを進めるのが安心です。
巣箱作り
アレコレ考えると前に進めないので、とにかく勢いで作る!
と、この厚さ12mmの杉材は曲がっている?歪んでいる?のか、隙間が出来たり、ガタツキもあります。
出だしから欠陥住宅・・・ 😮
隙間を埋めの応急処置をするしかない!
この1号棟を作って気づいたんですが、12mmの杉材だと変形しやすかったり、厚さが薄いので弱いBoxになる気がします。僕の家の周りはリス、猫、カラス等の生き物が多発するので、弱弱しい巣箱だと壊される可能性があります。ただし、この木材は外に半年置きっぱなしだったので、木の匂いは少な目。もしかしたら匂いが少ないというのがプラスに働くかもしれないので、これはコレで使う事にします。
巣箱作りの木材を変えてみる
1号棟の欠陥住宅のような出来が気になり、翌朝8時にコーナンへ!あいにくCut作業は9時から受付との事でしたが、1時間ウロウロする時間が出来たので、木材を色々チェックしました。で、この1×6材がお安かったので、これを4枚購入する事に。
店内でCutしてもらいました。夜、仕事を終えて趣味部屋で巣箱作り再開。まだ嫁っちにバレてない 😆
30分ぐらいで良い感じに出来ました。
イメージ通り。
この木材では隙間が無く、歪みや曲げも無さそう。
翌朝、外に巣箱を引っ張り出し、Check。良い感じ。木の匂いが強い・・・以外は。
隙間も無いですね~。マシーンで切ってもらって正解でした。
一番上の階には、すのこを設置するのが一般的のようで、DIYで出来たのがこれ…。外見はキレイ、中はボロな家。
それと蓋を取り付けました。ズレ落ち防止策として、ドリルで穴を開けて、その径より細い釘をしています。いつでも開閉可能。
複数の巣箱を設置した方が入居の確立が上がるらしいので、合計3棟の巣箱を作ろうと思います。
誘引液(誘引剤)を入手!
宮城で日本蜜蜂を飼っているという個人の方が「誘引液、蜜蝋、巣屑(すくず)」のセットを販売していたので、数日前にポチっとしました。それが早速到着。この液体、パッと見はビール!凄い炭酸です。販売者さんによると発酵しているので、開ける際は吹きこぼれに注意!との事。
ゆっくり蓋を開けるとブクブクと泡が出てきて、イースト発酵のような香りがします。面白~。
で、蜜蝋、巣くず、誘引液、水を僕はタッパーウェアに入れて、電子レンジで20秒ほど温めて、蜜蝋を溶かしました。
キッチンが甘い、でもパン作りの発酵の時のような香りがします。
その温めた誘引液をDIYで作った巣箱内部に塗りました。蜜蝋は直ぐ固まり始めるのが印象的。
塗り過ぎは虫が寄ってくるからダメらしい。とりあえず内部全体に筆で塗りました。
特急便で巣箱を設置した!
今週の月曜にミツバチを飼う事に挑戦している方のBlog記事を読み、そこから急ぎでアレコレ準備し、金曜日の朝に何とか1棟を設置する事が出来ました!!設置場所は裏庭のコリアンダー(パクチー)の森付近に 😮
我が家の庭には木が無いので、このパクチーの森が唯一自然っぽい所…。
どーでしょうか?自然に溶け込まないこのBOX!
設置後に、念の為中を撮影してみたのですが結構明るい…。もう少し薄暗い方がお好みと思うので改善が必要!
巣箱に屋根を取り付ける!
DIYで小屋などを作る時にも屋根って必要になってくると思うんですけど、なんかシックリくるやつが今まで僕は見つけられずに悩んでいました。カヤック小屋、コンポスト、ハチミツの巣箱と、僕の趣味全てに屋根が必要です。
週末は悪天候で釣りに行けなかった為、コーナンホームセンターに行ってきました。(今週2回目 😮 )で、屋根に使えそうな材料ないかな~とウロウロしてたら、こちらを発見!
なんかザラザラして硬くて、強そう。何だろこれ、樹脂で出来てるのかな?謎だな~と手に取りました。
価格は500円内!サイズは900mm×450mmはありそうな感じ。適度な重さもある。
よく分からないけど、お試し価格としては安いので迷わず購入。
家に帰ってきて金属切断用のノコギリで切ろうと試したのですが、3cmぐらいでGive up。硬い!!
そーいえば、ディスクグラインダーを以前買ったな!と思いだし、引っ張り出してきました。ディスクも買ってた!
いや~この工具を使えば切れるんだけど、火花が出るし、体に悪そうな匂いも発生する!ゴーグル着けてやりました。
で、巣箱に載せてみました。良い感じ!波型ポリカ案を考えていたのですが、こっちの方が安いし見た目も良いかと。
その日の夜、携帯をいじる時間があったので今日買ったこの資材を調べてみました。コロニアルクァッドという名前を検索したところ、やっぱりこれは屋根材である事が判明しました!っぽいな~とは思ったけど、普段屋根に上る事がないので、屋根自体がどんな素材で出来ているかなんて分からないですよね。でも、この材料に出会った事で僕の趣味の『困った!』が解決できそう。コンポスト、カヤック小屋にもこの屋根を使おうと思います。いや~、ミツバチ飼育に興味を持ったら学ぶ事が多くて、それが自分の他の趣味にも役立つなんて凄いご縁だな~。
まだ改善したい所:
- 各箱と箱の隙間を埋める
- 強風でも倒れないような固定方法を考える
とりあえず3箱設置完了!
いや~、ご近所さんのBlog記事を読んでから急ぎで巣箱作りを進めまして、記事に出会ってから1週間以内に3箱の設置が出来ました。雑な作りだし、まだ直す箇所もあるんだけど、分蜂するミツバチに気づいてもらうには最低限、箱を用意しないとね。
取寄せた誘引液も3箱全部に塗って、あとはミツバチに僕の裏庭を知ってもらうのみ!気に入ってもらいたい!
誘引液の匂いが好きになってきた(笑)この香りに期待するしかない!!
誘引起爆剤としてキンリョウヘンを購入!
短気な僕は待つのが苦手 😆
巣箱を設置して2日経った訳ですが、僕がチラっと様子見する限りはアリ以外見当たりません。巣箱に気づいてもらうと、偵察蜂ってのが来るのが一般的らしいのですが、我が家の巣箱に偵察に来たのか、来てないのか?は不明。ただ、まだ僕に出来る事はある!
そう、日本蜜蜂が好むというキンリョウヘンという花の導入です。この花を設置して、ミツバチが来なければシーズンを逃したという事で諦めがつきます。ちなみに日本蜜蜂は、分蜂シーズンを終えると、この花の香りには興味を持たなくなるらしい。鼻の香りが女王蜂のフェロモンに似ていて近寄ってくるって読みました。へ~。で、この「金稜辺」というのはランの花らしいです。ランの花と聞くと育てるのが難しそう、観葉植物上級者が育てるイメージを僕は持っているのですが、どーしましょ。買っちゃった・・・。
ネットショップで売ってるのも見かけたのですが、小ぶりだったのと花が咲いていなかったのでパス。メルカリ上で検索したところ、この大きなサイズのキンリョウヘンとのご縁あり!表示価格7980円と、まーまー高かった。ダメ元でお値引きのお願いをしてみたら2000円安くしてくださり、6000円で購入する事が出来ました。販売者さんが商売としてやってる訳じゃなく、趣味で育てている植物をお裾分け価格で売ってくれたのかな~と思います。僕も引継いで愛情込めて育てて、来年また花を咲かせられるよう調べて、お手入れを頑張ろうと思います。ミツバチ話からランを育てるまで発展した!予想外の展開が楽しい!
それにしても植物に6000円・・・。1週間前は想像もしていなかった・・・。後悔しない為にもやれる事は積極的にやる!!
さて手元に到着したキンリョウヘンですが、花のピークは過ぎちゃってるんですよね~。僕の予想ではもう少し状態良いかな~と思ったのですが。ま~こういうのもタイミング次第なのでしょうがない。もう1週間前にこの花を手配していたら、違ったでしょう。でも、最初から何でも完璧を求めるのはおかしな話で、僕はやりながら学んで次につなげたい!
いきなりこの花の手入れという新しい趣味が強制的に始まった(笑)
未知なる植物の観察も面白い。
巣箱を置くスタンド作り!
スタンドっていうか、単なる台です。箱をHoldする台。箱をDIYで作った人が次にぶち当たるハードルは台だと思います。僕がそ~なので。台がなぜ必要なのか?というと、地面に直置きだとアリなどの虫の侵入があったり、雨の日に浸水とか、泥跳ねがあるらしく、それを防ぐ為に巣箱を少し高さのある所に配置するのが一般的らしい。
- コンクリートブロックの上に置く
- ビールケースの上に置く
- 販売されている巣箱台の上に置く
などの選択肢があるっぽい。
で、僕の裏庭にしばらく放置していたカヤック小屋の柱が8本あったので再利用する事にしました。(2段のカヤック台の小屋造りをしていたら、途中から3段になってしまい使えなくなった短いバージョンの柱)
ペイントしてる箇所、されてない箇所があって残念な見た目なので近々改善予定。
ズッシリ重たいスタンドで、安定感も良いし強風でも倒れないかと思います。落ち着いたらロープも付けてペグ打ちして念の為の転倒防止対策をしようと思います。
巣箱を設置して10日・・・、音沙汰無し(涙)
急ぎで巣箱作りをし、とりあえず裏庭に設置してから10日が経ちました。その間にも屋根を用意したり、巣箱スタンドをDIYしたりと、アップデートをしてます。でも・・・、まだ入居の気配が無い!日中に観察が出来れば何らかの発見があるかもしれないのですが、朝~夕方まで僕は留守なので昼間の様子を知る事が出来ません。。。でも、アリは見かけても蜜蜂は1匹も見かけないので、僕の巣箱は全然知られていないんだと思います。
何でも出来る事はチャレンジしたいので、今朝は巣クズと蜜蝋を火にかけて煮るという作業をやってみました。今までは電子レンジで40秒程温めた程度だったので、もう少し時間をかけて巣クズから汁を抽出するのを意識した煮込みをやってみました。前の日にダイソーへ寄り、アウトドアコーナーでアルミの取り皿?を買ってきて、それを3枚にして弱火で約10分ほど煮てみました。
これを巣箱の中に塗ってもいいのですが、アリが増えるだけと予想し、巣箱近くに置いてみました!
リス、鳥、虫に襲われる可能性が高いのですが、まずはお試し!
ミツバチが様子見!?
数日前の話ですが・・・、午前中に巣箱の様子を見に行ったら1匹だけどミツバチが巣箱に入ったり、近くを飛んだりしているのを目撃した!「なんだこの箱は!?何か食べ物ないか?」ぐらいのCheckだと思うのですが、巣箱の存在を見つけてもらえただけでも感動。誘引剤のお陰なんかな~。
で、その後は雨続き・・・。
また是非見にきて欲しい!
つづく
■ コスト:
- 木材: 3,400円
- 誘引液: 2,500円
- キンリョウヘン植物: 6000円
ザックリ合計12,000円 😮
■ 重要情報や面白いと思ったSource:
- 【重要】神奈川県Website: https://www.pref.kanagawa.jp/docs/w5c/cnt/f70185/p5734.html
- 逗子ぐらしのち葉山ごもり: http://zushigurashi.com/
- 分蜂MAP: https://www.swarm-map.com/
■ お友達からの情報:
近所に住むリヒトさんに僕の新しい試みについてお話したところ「分蜂の時期ですもんね~」と、謎に専門用語を知っていました!ホント何でも物知りだな~。で、リヒトさんが言うには逗子や葉山の山を歩いていると蜜蜂の巣箱を目にするそうです。これまた知らなかったのですが、鎌倉・逗子・葉山には養蜂をやってるプロの方が居るそうです。今まで全く気にした事なかったので、自分の住んでいるエリアでハチミツを作っている方々がいるなんて思ってもみませんでした。今回、たまたまBlog記事を読んだ瞬間から一人で盛り上がってますが、身近な所に知らない世界が沢山あるんだな~と思う、今日この頃。