釣り用に自作のクーラーを作るなんて・・・、実は最高!
ついに僕はクーラーを自作する事に!ボックスタイプと呼べないので、クーラーコンテナって名前の方が良いんかな~。自作の方が自分が乗っているカヤックに適した形状に出来るし、素材も選べるし、なによりDIYするのが楽しい。これはハマる 😆
ここ最近、夏の暑さに備える為に色々と考えて備品を揃えたり、DIYをやってます。去年まではそこまで気にしてなかったんですが、ここ最近どーしても対策が必要になってきた!!
これはやって大正解だった保冷剤長持ち作戦。大違い!! |
LOGOSの保冷剤を買ったり、釣った魚用に使うアイテムを買ったり! |
自作のクーラーが必要な理由・・・、魚がデカいから 😆
それと・・・、
Gaffをすると、魚汁が出るんですね。袋に魚入れれば?って話ですが、
僕はセンターハッチへ豪快にブチ込みたい!
1分動画 🙄
これ、やった人じゃないと分からない『アドレナリン』があるかと。
わ!デカい魚が釣れた!どーしよう!Grip、Stringerしとけば・・・、って思うし、ハッチ内に入れたら後始末が大変そう・・・なんて頭によぎりました。
でも!
無理!
この瞬間を味わいたい!
って思うんですよね~、不思議 😆
50cm以下の魚は保冷バッグで充分
年に数回あるか、ないか?の大きな魚のCatch。僕はこの瞬間の為に準備を進めているだけで、40~50cmぐらいの魚の場合は普通にダイソーの保冷バッグにINするし、Ice Muleで充分でした。この保冷の仕方で僕は今まで問題なかった・・・。
僕の保冷バッグの長さは40cm。
これで充分、用は足りる。でも50cmを超えるサイズの魚はキツイ。
自分が何を目標に釣りをしたいか!?を考えると、最近は『デカいのをブチ込みたい』なので、その為に事前準備を進めてるって訳ですね。Gaff作ったり、保冷剤の保冷時間をのばす工夫を考えたり、クーラー?(コンテナ)作ろうと思ったり。
ソフトクーラーの問題点
良い点が多いソフトクーラー、僕は凄い助かっているのであまりネガティブな話はしたくないですが、1つだけ致命的な問題を僕は感じます。それは、『柔らかい』点。もちろん、それがウリな訳ですが、柔らかいが為に背ビレが鋭利な真鯛とか、暴れる魚(シイラとか)をダイレクトに入れると素材に穴が開く可能性が大きい・・・。ほんと悩ましい。
というか、Gripして、締めてから入れるなら問題ないかと思います。
ブチ込もうとすると壊しそうなんですね~。
ごちゃごちゃ考えず、クーラーを自作する!
ちょっと前に魚屋さんで使用される90cmぐらいの長さの発泡スチロールをセンターハッチに入れようと試したんです。そしたら、長方形だったので半分ぐらいまでは入るんだけど、全部入りきらないという衝撃的事実が判明しました!
つまり・・・、形状を考えないといけない。
そこで行きついたのが、この先端から後方にかけて長さを変える形状。
これはスッポリ入ります 😀
横幅は20cm、奥行は90cm。これなら汁対策にもなるし、デカい魚もOKのハズ。
家近くのホームセンターでプラタンを見つけてきて、それにFRPでコンテナの内側を補強しました。プラタンと樹脂の愛称は良い訳じゃない(完璧にくっつかない)んですが、別にくっつかなくても背ビレで穴が開かなければ良い、隙間から汁が漏れなければ良い程度なので、FRPでOKとしました。
FRPでカチカチにしておく事で、持ち運びでも形状を維持できます。
で、保冷剤を長持ちさせる用に購入して余っていた7mm厚のザ・スリムを敷きます。これでボトムの保冷がUP。冷気は下へいく・・・、と考えると下の保冷をしておいた方が良いかと。
次に重要かな~と思ったのは上部(蓋)ですね。海上で5,6時間カヤックで漕いでいると、どーしても強烈な日差しが気になります。で、素材を色々考えていたところ、EVA樹脂素材のバスマットが良いのでは?と考えました。
って事で、ホームセンターで約700円で購入。CutすればOK。
厚さは約2cm!期待度大!!
こんな感じに↓
これで上下の保冷がUPすると。サイドもやっても良いんですが、様子見て付け足すかどーか?考えようと思います。大きな魚を釣った際は、この保温(保冷)に優れた素材内の空間に魚と保冷剤がINする作り。
こんな感じですね~ 😆
僕が今乗っているカヤックのセンターハッチ自体が約2mあるんで、この90cmのクーラーが自分にとってBESTな形状かな~と。本当はもう少しワイドにしたい!とかありますが、入り口の幅が約20cmなのでしょーがない。内部はもっと広い・・・。
クーラー温度変化の実験!
週末、釣りへ行けない天気だったので温度変化をCheckする実験をしてみました。
まず車庫から車を出し、気温を見てみます。『外気27.5度』
ま~ぼちぼち夏って感じですね。湿気やばい。。。
で、車庫から出した車の上に載っているカヤック内のハッチもCheck。
『28.8度、約29度』
そのハッチへ、自作したクーラーコンテナを入れます。
で、2時間ドライブ。
強烈な日差しの中、運転してランチの場所へ。その駐車場にて。
ビックリしました!
カヤック内の温度は約50度!
『49.8度』・・・、マジか!!
もし海に浮かんでいれば、下の海水温度が約25度だとすると、ここまで熱くならないかな~と思いつつ、実験を続けます。まずは温度変化を知りたい!!
約50度と判明してから、コンテナ内へLOGOSの保冷剤2個と温度計を入れます。
ドライブで次の店に到着しました。タックルベリー 😆
ジグを1つ購入して、駐車場の車の上に載せていたカヤックのハッチ内温度Check。
『44.3度』
ま~、ザックリですが15分経ってマイナス5度となりました。ほ~。
保冷剤を入れてから1時間が経ったところで、再度温度Check。
『29.5度』に。ザックリ1時間でマイナス20度。
保冷剤2枚を入れてから2時間半後、マイナス28度。
『22.3度』
と、ここまで温度変化が分かりました。
ザックリとした流れ
10:15: 車庫から取り出した車・カヤックで走り出す
12:02: カヤック内が約50度になる事実が判明。保冷剤2枚IN
12:21: 44.3度へ温度が下がる
13:09: 29.5度へ温度が下がる
14:42: 22.3度へ温度が下がる
こんな移り変わりでした。
今回は出来るだけ過酷な状況下にしてCheckしたいと思ったので、カヤック内部が熱くなってからスタートしました。実際に釣りで使用する際はリアハッチに保冷剤を保管せず、最初からセンターハッチ内のクーラーコンテナに保冷剤を入れて、蓋をしておけば良いのかも?と学びました。やはり一度コンテナ自体が50度近くになると、その温度を下げるのが大変かと。
なので、
- 釣りを開始したら(出艇後約1時間は移動するし)センターハッチへ保冷剤を入れる
- 出艇時に既に保冷剤をセンターハッチのクーラーコンテナ内へ入れる
のどっちかが良さそう。
いずれにしても僕の保冷剤はMiniCoolerに入っているので、保冷剤自体は冷凍庫から取り出して3,4時間経ったとしてもキンキンに冷えたまま。このMiniCoolerごとコンテナにINしておけば良いかと思います。それでも温度が高くなるようであれば、MiniCoolerの蓋をあけておくとか。やれる事は色々ありあそう!
実験第2弾!保冷剤を4枚へ増量!
LOGOSの保冷剤もとても良いのですが、-16度だと冷凍庫内で凍るのに時間がかかったり、数日経っても凍らない謎現象も起きるので、今度は別のメーカーの保冷剤を2個入手しました。
▼ イノアック 保冷剤 500g -11℃ (INOACというブランド)
それと同時にデジタルの温度計(謎ブランド)も手配。価格優先で 😳
で、クーラーコンテナの手前側に保冷剤を立てれるようにパーティションをDIY。
実際に保冷剤を立てるとこんな感じに。
魚を思いっきり冷やしたかったら保冷剤と魚のBodyをくっつけると良いんでしょうけど、Freezer burnになりっぽく、直に触らないようにした方が良いのかな?という考えでこのパーティションを用意。
他2枚は蓋の裏というか、天井から吊るす事を考えているんですが、蓋が保冷剤の重さでしなるというか落ちてくるので、これでは魚にタッチしそうです。なので、とりあえず天井案はHold中。
ちょっと家の中で温度変化を見てみたかったので実験してみました。
その結果:
スタート時:27.6度
5分後:15.5度 😆
更に5分後(スタートから10分後):14.8度
更に20分後(スタートから30分後):14.3度
という事で、室内実験をすると14度がクーラー内の空間としての一番冷えた温度のようです。
お友達のリヒトさんはクーラーバッグ内に保冷剤を入れ、魚が釣れたらビニール袋に海水を入れて、魚と海水が触れるようにして、海水のビニールを保冷剤で冷やすやり方で魚を冷やしているそうです。ほ~、なんかWater bed状態って感じですかね?何か保冷1つとっても色々な考えがあって奥深い。
僕も色々試して、どれが自分にシックリくるか?見つけたいと思います!
まずこのクーラーコンテナを釣りに持って行こ!!
そこから~。