カヤックは転覆する事も!

自分は大丈夫でしょ!?と思っていても、いつ転覆するか分からない!

これホントです。高級なカヤックだろうが、安定性抜群といわれて買ったカヤックだろうが、新旧関係なくカヤックはひっくり返る可能性がある乗り物といつも頭に入れておいた方が安心です。

カヤックの沈没・撃沈・水没は波の原因が多い

↑普段穏やかな由比ヶ浜の海だって、低気圧や台風の影響で荒れる時もある

僕はカヤックを始めた2019年、早々に転覆を経験しました。どの位の波ならOKで、どの位ならダメなのか?を分かっていなかったので、身をもって苦い経験をした感じです。

 

波の事故が起こる場所は2箇所:

岸近くの波は普段から目にする機会があるので、『今日は波がある方、無い方』って判断が付きますね。強風の日や、天気図で低気圧や台風を確認出来る時は、鎌倉の海岸でも波が強くなったりします。

岸近くで受ける波と沖で受ける波

  1. 岸近くの波:目に見える箇所なので出艇・着岸時に『危険』を察知できるハズです。
  2. 沖で受ける波:船の引き波だったり、地形的に波が発生する箇所もあります。

普段カヤックで出入りしない地域の海については情報不足なので分からない事だらけですね。僕も鎌倉周辺の海なら見慣れていますが、小田原の方や三浦、横須賀方面については全然分かりません。ですので、知らない地域でカヤックの出艇をする場合は、その地域に慣れている方に声掛けをして一緒に海に行くと決めています。その方が絶対に安全です。

カヤックの沈没で釣り竿が折れる カヤックで転覆した際のダメージについてまとめたブログ記事もあるので、参考になると幸いです。本当に笑い話にならない痛手があったります・・・。

 

カヤックは波と風で簡単に動く

もうご存知の方も多いと思いますが、これが基本かと思います。

カヤックは波に影響を受けやすい

  1. 波に向かう時:出艇時がこの場面になりますが、この際に真っ直ぐ波に突き進めば波を乗り越えられます。
  2. 波を背にする時:着岸時に波を背にしますね。この時は恐怖です。カヤックのお尻から持ち上げられる事も。
  3. 波を横から受ける時:船が作った引き波や、沖にいる際に波が立ってきた時などに起こる現象です。

 

30kg、40kgのカヤックで安定性があります!なんて言っても、波がある時は全く話が異なります。カヤックなんて海に浮かぶ空き缶みたいなもの。軽~く動かされるし、波の力は想像以上に強いです。そして浮いているカヤックに乗ってる人間に出来る事はあまり無いです。身を任せるぐらい。パドリングで回避しようとしても、小型のカヤックなら動かしやすいですが、3m以上あるカヤックだと小回りがききにくいです。

ラフティングカヤック

自分が乗っているカヤック本体が、釣り用なのか?アクロバット用(White Water Kayaking)なのか?を理解した上で楽しみたいですね。

カヤックで沈没 転覆しそうな時の着岸前準備!

  • 釣り竿はロッドホルダーから外し、束ねて足元に
  • 釣り竿からリールは外し、ジップロック袋に入れて、完全防水にする
  • 勿論、電化製品も全てジップロック袋に入れて、防水にする
  • 転覆して物を無くさないように、出来るだけロープ・ゴム紐で縛る
  • 転覆するだろう!と思い、覚悟を決めて岸を目指す

参考 2019/8ブログ:カヤック事故、転覆するし!

 

勿論、安全対策はしてますよね!?

『釣り具を守る、電化製品を守る、なにより自分の命を守る』対策をして、カヤックで海に出ていると思います。もし特に対策をしていないのであれば、万が一を想定した事前準備をする事を強くお勧めします。

カヤックで着るライフジャケット

僕の場合は色の目立つフローティングベストを買いました。

その他にもいつも余分なくらいジップロックを持って行きます。何かあれば、何でも袋の中に入れて塩水対策をしたいからです。

魚群探知機の防水対策

↑魚群探知機はボックス+タッパーウェアに入れて出艇・着岸をします。もしかしたら出艇前に岸で魚探のセッティングを行い、着岸後に魚探を仕舞う方が楽かもしれません。その方が海上で魚探をいじらないので船酔いになる確率も下がると思います。でも僕は錆てしまい電化製品が壊れるのが嫌なので出艇・着岸時は出来る限りのプロテクションをして挑みます。

携帯電話の防水対策

↑Zip部分が二重になっている優れもの!なのにCanDo100円ショップ~☺

出し入れが少し面倒ですが、この防水ケース(一応水没はダメとの事だけど)は最近買ったグッズでもお気に入りの一品です。このケースに入れた状態でキレイな写真が撮影出来ると嬉しいのですが・・。

 

浸水注意!ドレインプラグ確認!

ドレインプラグと呼ばれる↓のような摘みがカヤックにありませんか?

カヤックのドレインプラグを閉めて水難事故に気を付ける

これはカヤック内部に水が入った際に排出用として用意されているプラグです。カヤックは不思議でパッと見た感じでは穴や傷が無さそうでも、どっからか少しずつ水が入ってくる事もあります。(僕の1号艇はありました)例えば、長期間外でカヤックを保管していただけでも雨水がカヤック内部に侵入したのか?水が入った事もありました。

このドレインプラグですが出艇時に必ず閉まっている事!を確認しましょう。ドレインプラグが開いている・抜けている時に、もし万が一海上で浸水が始まる事があれば結構なスピードで海水が入るようです。そして1/3~2/3も海水が入ると、カヤック自体は重くなり浮力が無い状態で漕ぐ事になるそうです。そして浮力が無くなると、ちょっとした波でも被ってしまうので、そうなるとカヤックの上に水が溜まります。排水出来ない勢いの場合は、カヤックは沈んでしまう事も。

コーキングをする方も

シリコンを使って、ネジ回りをコーキングする方も結構いるようです。僕も1号艇の時にコーキングしました。

ネジを数個外してチェックした際に内部ではキッチリネジが止まっている事を確認出来たので、僕の場合は防錆の意味を込めてネジ頭を主にコーキングしました。外でカヤックを保管している場合は半年もするとこのシリコンが弱弱しくなるので、再度塗り直しも良いと思います。

 

転覆・沈没・ひっくり返ったらどーする?

今まで2回撃沈している僕は下の写真で言えば(1)の岸近くで着岸時にカヤックがひっくり返りました。

岸近くで受ける波と沖で受ける波

  1. 岸近くの波:ここでカヤックが撃沈したなら岸近くなので避難しやすい
  2. 沖で撃沈:この場合は人命にもかかわってくるので釣り具・電化製品うんぬんではない

場所がどこであれ、一番大事なのは『命』です。なので、まずは安全の確保ですね。岸近くであればとにかく岸に上がる事が大事ではないでしょうか。沖でひっくり返った場合は、パニックにならず『浮く』事ではないでしょうか。ライフジャケットのお陰で浮く、カヤックにしがみついて浮く、近くの船に救助されて浮く、などが考えられます。この時は釣り具の回収どころではないですね。

着岸時になるべく早くにカヤックを岸に上げないと、その場所でも打ち付けてくる波を被る事もあります。被る程度なら良いのですが、少し強めの波だとひっくり返される場合もあるので気を付けましょう。

 

出艇・着岸の場所に気を付けよう

2019年8月末に書いたブログ記事(カヤック事故、転覆するし!)にも紹介しましたが、僕は自分の出入りする由比ヶ浜湾では材木座のはじから出艇・着岸するようにしています。それは地形的に、この場所の方が波が穏やかだからです。

材木座からカヤックの出艇

自分が知らない地域からカヤックを出す際は、事前に地形チェックをした方が良いですね。

  • 波を消してくれる防波堤があるのか?
  • 漁港みたいな湾なのか?
  • 白波がよく出る海岸線なのか?

等、ひっくり返る事故が起きそうか、どうか?を下調べする方が安全かと思います。

 

 

2021年5月UP『再乗艇』は難しい!

カヤック再乗艇

カヤック転覆事故に備えて再乗艇!

 

コメント

毎年多くの方がカヤックフィッシングを始めていると思います。

安全にカヤックを楽しむ為にも転覆について事前準備をしましょう!