【危険!】遊漁船・漁船とカヤックについて

海上での危険行為を最近何度か目の当たりにして、正直恐怖を感じました。

合成写真ではありませんし、嘘を書く訳でもありません。2020年の9月、たった1ヶ月以内に僕が実際に目にした光景を書くので、カヤックフィッシングを始める方に是非知って頂きたい内容です。
『楽しいだけじゃなく、危険もある』って話。

カヤックの危険、漁船や遊漁船に注意

2019年夏からカヤックフィッシングを始めた僕ですが、当初経験した『危険』というのは自然が起こす問題についてでした。風・波・潮・日差し、等様々な自然とのお付き合いの仕方がある事を学びました。そしてそれは毎回KFに出る度に更に学ぶ事が多いので、終わりはありません。これは僕だけではなく、海に出られる皆さんも同じかと思います。安全第一を目指して行動する必要があります。

あなたの為、家族の為、皆の為です。

今回、僕がここに書く内容は2件の実際の様子であり、それぞれ『船舶免許をお持ちで操船している船長・遊漁船』についてです。この内容については世の中全員の船についてではなく、一部にそういった船(悪意を持った船長)がいるという事を必ず頭に入れておかないと自分の命が危険にさらされると僕は思ってます。

船長からしてみれば、ちょっとした嫌がらせ行為のつもり・・・、かもしれませんが人命を危険にさらすかなり危険な行為です。意図的な訳ですから事故ではありません。殺意は無かったと主張はするでしょうが、僕にとっては海上での故意な迷惑行為にしか見えませんでした。

 

1:写真を見て、何を想像出来ますか?

別に場所・船名をさらしたい訳ではありません。そんな事はどーでも良いです。こういう事をわざと行う船長が実在した、もしかしたら皆さんが出艇するエリアにもいるかもしれない事を知ってほしいだけです。

【写真#1】丘からiPhone10で撮影、異常なまでに岸側を猛突進する遊漁船を見たので、瞬時に携帯電話をポケットから出し、撮影しました。

カヤックのルール

 

【写真#2】僕が目視するだけでも9艇のカヤックが海上で釣りをしています。

カヤック事故

 

【写真#3】さて、この遊漁船の船長は、わざわざ何処を通っていますか?

カヤックの海上トラブル

カヤックに起こりえる海上トラブル

何度も言いますが、僕は丘からiPhone10で上の写真を撮影しています。デジカメ・ビデオカメラ等の何倍もZoomが出来る物ではありません。その距離感(岸から100m以内の浅場)でこの迷惑行為は行われました。この手前の遊漁船以外の船は皆沖を通ってました。

カヤックが受ける引き波

説明:左の囲まれた場所、艇が見えない程の引き波の高さ。右側からカヤック何艇かが救助に向かう

 

これだけカヤックの近くを突進した後に起きる、『引き波』を想像できますか?

この遊漁船が通過した後、直ぐに引き波も起こり、9艇中1艇がひっくり返りあわや大惨事が起こるところでした。幸いにも近くに行ったカヤックの方々が近寄り転覆した艇に再乗艇するのを助けました。

これらの写真について、僕はどうこう書く事はありません。僕はこの時、丘に居て現場を目撃した、一般人なだけです。現場を目の当たりし正直『艇をひっくり返された方、大丈夫かな?』と心配になりました。お互いの言い分があるのでしょう。

それで、コレですか?

この記事を読んでいる方が何を思うかも分かりません。ただし、これは事実を撮影したのみです。この時は全員が安全旗をつけてます。(この場での決まりでしたので、旗を付けない艇は出艇出来ません)ちなみにですが、このカヤックグループの真ん中を通った遊漁船以外の全ての遊漁船は沖を通り、写真でいうと右から左側へと通過しました。撮影した僕からすると、『何故こんなに岸側に遊漁船が来て、通っていくのか?』が理解できませんでした。少し前に起きた由比ヶ浜のクルーズ船問題が頭によぎりました。

カヤックの海上マナーについて 2020年8月、左の写真の様な光景が僕の住む鎌倉市由比ガ浜の海岸でありました。これは一般人が操船する船ですね。今回のブログで取り上げているのは『プロの遊漁船について』になります。カヤックが正しい、船舶免許をお持ちの方が正しい、サイズがデカい小さい、そんなのは関係ないですね。海上ではまず命の安全を確保する事で、誰かを危険にさらす場ではありません。

現場が丘だったとしたら、道路に9人、自転車乗っているグループが居て、そこに運転免許を持った車のドライバーが突っ込んできた・・・というのと同じようなお話でしょうか。正直、この一部始終を見てしまった僕はぞっとする恐怖を感じました。

 

2:海上で受けた船長からのお言葉

上の写真とは全く別の日時、場所にてのお話です。これは目撃したではなく、僕が経験したお話になります。同じような事が他の方々に起きていない事を祈りたいです。

その日はカヤックで出艇し、海上をウロウロしていました。平日でしたので、カヤックは僕を含め知人達のみの3名グループです。その他で海上でお見かけしたのは小舟で釣りをされている艇を2つ。沖の方で移動している大型船が1時間に1,2艇ほど。あと、お見かけしたのは海上に浮かぶ(岸から100m以内)岩山にいる2名が釣りをしているのみ。恐らく、船でこの岩山まで連れてきていただき、下ろされ数時間の釣りを楽しんでいる2名かと思います。

僕らは3名揃っての写真を撮りたかったので集まり、写真撮影の準備をしていました。その時、港から1艇の船(漁船タイプの船なので個人所有の船には見えませんでした)が僕らを目掛けて高速で走ってきました。それに気づいた僕らは、『おっと、船が来て引き波にやられるかもしれない!』ということで、散らばりました。散らばりましたが、カヤック・・・、遅いです。この場に来た船がブレーキをし、マイクとスピーカーを使い、この一言を僕らに発しました。

『おい、お前らここで釣りしてんじゃね~よ!カヤックが』

一瞬、『え?』と考えさせられました。

漁を行っている最中でもない、網を張っている場所でもない、養殖場でもない。

そこにカヤックが浮かんでいたら駄目だというのが理解出来ませんでした。恐らく言いたい話は、
『俺の客が釣りをしている場所の近くに浮かんでんじゃねーよ!』
なのかな~と後々気づきました。

丘での話なら、街を歩いていたら『この辺りをうろつくんじゃねーよ!』と言われる感覚でしょうか。

 

海上での縄張り意識

上記2件について目の当たりにした、実際に経験した僕からすると、『お客さんからお金を頂いて釣り場に連れていく船長さん達は、カヤックで海上に浮かんでいる人達は縄張りを荒らしている邪魔な奴ら』と思われている方が全員ではありませんが、中には何名かいるように思えます。

  1. 漁業権をお持ちの漁師が網を張って魚を捕る漁場にカヤックが近づく
  2. 漁師さんが漁場に向かう際に通る、航路をカヤックが邪魔をしている
  3. 海上の養殖場近くをカヤックで近寄り、釣りをする行為

こういった行為は明らかにカヤックを操船する側に問題があり、行ってはいけない行為だと僕は考えています。漁業権を持って仕事をされている方(それで飯を食っている方)に対し、仕事の邪魔をする行為はあってはいけないと思います。僕も気を付けたいですし、カヤックフィッシングを楽しむ全ての方にも気を付けて頂きたいマナーです。

 

湘南海上保安署へ電話をして確認を取る

  • こんな行為を目撃しました!場所はここで、船の名前はこれで・・・
  • こんな言葉を受けました!なので発言者を注意してもらいたい!

などと、遊漁船側を指導してください!なんて気は全くありません。ただ、カヤックを楽しむ上で何が問題行為で、実際に巻き込まれた際は、どうすれば良いのか?を教えて頂きたく、僕は湘南海上保安署へ電話をして質問をさせて頂きました。勿論、場所・名前なんて一切伝えません。そんなのはどーでも良いんです。今後、僕がKFを楽しむ上で、自分が気を付ける事を最低限確認したかったので電話をしました。

9艇のグループに船が突進し、グループの真ん中を通った件について:

湘南海上保安署のNさんという方の見解では、『まずは調査が必要になります。船が通っただけですか?それともカヤックはひっくり返ってますか?ひっくり返った場合は事件扱いになる可能性があります。』との事でした。『はい、実際にひっくり返されました』と返答したところ、『どこの場所で、いつですか?』等、突っ込んできたので、完全に伏せて『それはどうでも良いので、控えさせてください』と伝えました。

  • まず海上では右側通行という決まりがある為、カヤックグループ内を突き進む行為は間違いの可能性がある。調査次第。
  • この遊漁船の行為は、県の迷惑防止条例に当たる可能性がある
  • 遵守事項違反と思われる行為の連絡先は運輸局になる
  • 事実確認をする為には、まずは調査が必要

遵守事項違反

●上記画像は国土交通省のHPより引用:オリジナルファイル(PDF)はコチラ

※注意※
この『遵守事項』というのは船舶免許を持っている、持っていないは関係なく、海上に浮かぶカヤック『も』守る必要がある内容との事ですので、僕らカヤックを楽しむ人は知っておきたい内容です。

 遵守事項違反か、どうか?について僕なりに考えますと、『危険操縦の禁止』という法令に違反していると思います。次に自分が操縦する遊漁船が通って起こった引き波でカヤックが転覆させられています。その際の『事故時の人命救助』という救助すらせず走り去りました。その事を頭の中で整理すると2件の法令違反行為があったのでは?と思います。
別に調査依頼を僕から出す事は今の所ありませんが。

 

『おい、お前らここで釣りしてんじゃね~よ!カヤックが』について:

湘南海上保安署のNさんという方の見解では、『遊漁船の船長さんというのは漁師さんの場合があります。そこで漁をされていませんでしたか?』と、まずは漁場だったのでは?という確認でした。漁をしている最中(網を張る・引き上げる等)であれば、勿論僕も知人も近づきませんが、その時は岩山近くに居たというのが事実になります。『恐らく、岩山へお客さんをお連れした船の船長さんがそのような言葉を発したと思われますが、その様な縄張りを主張するような権限はありません。証拠があるなら出して頂ければ調査します。』との事でした。これも、別に僕は調査して頂きたい訳ではなく、自分の行為が法律違反だったのか?どうかを確認したかっただけです。

『このような船は、走り去ると思いますので証拠を残してください』とアドバイスも頂きました。調査を希望する場合は、証拠・ヒアリングに基づき調査を行ってくれるそうです。調査後にどの様な対処になるかは、海上保安の見解次第になるとの事です。

 

間違わないでください

僕はカヤックはエンジンを積んでないし、船舶免許も無いんだから弱者であり、こんな圧力的な行為が行われているので取り締まってください!なんて一言も言ってません。自分達カヤックに乗り、前々から商売として漁を営んでいる方々の漁場に近づく行為、その他カヤックが行う海上・海岸での行為等、何が良くて、何が法律違反行為なのか?を僕は明確に理解していないので、学びたいのが主な話です。そして、同じような意識をカヤックを楽しむ方にも頭のどこかに入れておいて頂ければ・・・というだけの話です。

僕を含め、近年カヤックを始めた方(これから始める方)は無知です。漁で飯を食べている人からすると『あり得ない程のマナー違反を行っている可能性』もあります。毎日・毎日、海には異なるカヤックユーザーが訪れ、その都度何らかのマナー違反を感じている漁師さん・遊漁船船長さんがいると思います。私達、カヤックを楽しむ者が無知な為に相手側に迷惑をかけている事も多々あると思うので、そういう行為を減らす・慎む行動を取らない限り、『海上での嫌な思いや、人命にかかわる迷惑行為』は無くならないと思います。

 

漁師さんでこの様な情報を発信している方も

漁師さんとカヤック

■引用:淡路島福良港・鳴門海峡の遊漁船『Meiyou maru』様のブログより
■参考URL:http://meiyoumaru.jp/news/2020/09/07/ちょっとしたお願い/

”最近水難事故が多発しておりますが命あっての釣り、プロ、趣味勢問わずみんなで協力し合いましょう”

どっちが主張を通すではなく、お互いに協力をしましょう!というご意見ですね。

 

カヤックユーザーは勘違いしない事
  1. カヤックは船舶免許が不要なのだから弱い立場である
  2. 漁師さんの漁場近くで釣りさえしなければ、何をやっても良い
  3. 安全旗は任意で掲げる者なので、別に旗を付けなくても罰則はない

など、様々な主張というのがカヤックユーザーからもある事でしょう。ただし、エンジンが付いている、付いていない、船舶免許の有無、全く関係無しに海上へ出たらカヤックも遵守事項を守ってくださいと、Nさんより電話で伝えられました。

安全旗は任意…、とは言ったって、旗無しで回りに迷惑をかけるのは旗を付けないカヤックユーザーですし、それで海上で事故に巻き込まれたら自業自得なだけです。安全旗1つ付けられないなら、海上へ出ない方が良いと思います。

最後に、『カヤック=弱者』なんて思わない方がいいです。恐らく、海上ではそんな扱いをしてもらえませんし…。

 

海上でのトラブル発生時は『118番へ電話』する事!

海の「もしも」は118番

(海上保安庁のHPより画像を引用)

 

今一度、『楽しむカヤックだけでなく、気を付けるカヤック』というのを行動しないといけないな~と思った次第です。

 

 

2021年5月UP『再乗艇』は難しい!

カヤック再乗艇

カヤック転覆事故に備えて再乗艇!

 

鎌倉ヨシ

もし僕が漁場を荒らす等の迷惑行為を行ったのであれば、謝罪したいです。

そして今後の為にも、何が良くて・何がいけない行為なのか?を理解し、行動したいのが本音。

曖昧な暗黙の了解・マナーだけでなく、条例・法律等にも関心を持つ必要があると痛感しています。

カヤックユーザー、漁師さん、遊漁船船長さん、皆さん安全第一に海を楽しみたいはずですね。