コンテンツへスキップ

PENN Conflict リールのメンテナンス

  • by

ついに!リールのメンテナンスを自分でやるようになった!

リールって別にクルクル巻ければ良いし、見た目がキレイなら大丈夫でしょ!

って、ずーーーーーーーーーーーっと思っていました。

が!しかし・・・ 😥 

ペンリールのメンテナンス、オーバーホール

ちょっと前に、家前から軽く釣りに行こ~と竿2本持って出かけたんですが、

よく使う「PENN Conflict 3000」ペンリールのコンフリクトが何か変!?

 

巻けるけど、何か重い。重い。

ん!?

動かなくなった!!!

 

っと、海上でリールが不動になるトラブル発生。

数々の場面で活躍してくれた愛用リールなのに、調子悪くなるなんて・・・、ショック!

ブリを釣った思い出のリール

このブリを釣ったのもConflict。ゴリゴリで力強くて好きなリールが・・・。

➤ 家前、カヤックでブリを釣る!(2023/6/4)

 

 

普段のリールメンテナンスは・・・

このペン3000番ですが、傷だらけボロボロ、だけどすげーーータフ!!

僕が使っているペンのコンフリクトというリール

家前エリアでの釣りの際は毎回連れて行く相棒です。

普段のメンテナンス?というのは、釣りから帰ってきたら水をシャーシャーかけて、拭いてお終い。

以上。

 

それぐらい。雑な扱い。

というか、雑に扱ってもタフなんで気にせず使えるのが好きなポイント。

 

だったのに、海上でいきなり動かなくなるなんて。

今まで釣った数々の思い出の魚がフラッシュバックした・・・。

 

 

PENNリール、初めてのオーバーホールをする!

「分解・洗浄・グリスアップ」ってのがオーバーホールメンテナンスって事らしい。

リールの中は黒いグリスでビックリ

今まではShimanoのリールを釣り友のウッチーさんへ送ってオーバーホールしてもらう事はありましたが、複数リールを持っている僕としては毎回毎回送ってメンテナンスしてもらうのも悪いよな~と思いまして、スピニングリールはDIYでメンテしよう!と決めました。

 

で、海から戻ってきて早速リールを開けてみた。

内部のグリスがどす黒い!

グリスが乾いている箇所や黒色に変色してた

ペーパー何枚も使って、とりあえず内部のグリスを拭き取りました。

PENNのリールは元々青色のグリスを使用して出荷してるので、この2015年物のリール内部に残っているグリスの色が黒・青っぽいので、恐らく今まで一度もオーバーホールされてないリールなのかな~?と予想。(僕は中古で2年前にGetした)

 

とりあえず、ギア回りやBodyに付いたグリスは拭き取り、次にベアリングの洗浄を始めました。

パーツクリーナー洗浄液にリールのベアリングを漬け込んで洗浄する

パーツクリーナー液に浸け込んで、ちょっと振ると・・・、この濁り。

PENN純正のグリスがベアリング内部まで浸透してる様子。

 

次に、一度浸け洗いしたベアリングを1個1個、圧入タイプのベアリング洗浄ツールでキレイに。

パーツクリーナー洗浄液をベアリング内部に圧入機で流し込んで洗浄しました

結構、細かな粒粒がベアリングから流れ出てきます。何だったのか。。。

 

で、次にグリスを圧入しました。

ベアリングのグリスアップも圧入機で

このアメリカ製のグリスは普段から色々使ってて、結構使いやすい、軽い粘度のグリス。

アーム、ピニオンギアに使われる4つのベアリングをメンテしました。それ以外の小さいベアリングは今回そのまま。

 

その後、組み立てて回したところ・・・

お~、故障前より全然スムーズな動き!!

っと良い感じに復活しました 😀

 

自分で修理というか、メンテナンスをした事でリールが復活するのは嬉しい!

ボロボロのリールだけど、更に愛着が湧く~。

 

それから数日、家の中でクルクル、歩きながらクルクル、職場でクルクル、

と、復活したConflictを毎日触り続けました。

 

 

でも、なんか物足りない!もっと良くしたい!

数日クルクルし続けて思い始めたのが、このままでも使えるから良いんだけど、もっと良くしたい!

と思うようになりました。

 

こーなるとベアリング交換がしたくなるところ。アメリカのサイトを何個か調べてベアリングサイズを見つけました。

ペンリールで使用されている同じサイズのベアリングを取り寄せました

ちなみにConflictの3000番、5000番(もあるので)、両方のベアリングサイズを調べてベアリングを取り寄せました。

1個300円ちょっとなので安い。日本のメーカーさんという事で、クオリティも期待。

 

各リール、4つベアリングを交換します。

取寄せたベアリングを開いてみたところ、中には薄っすら白っぽい透明な感じのグリスが入ってました。

そのままでも良いのですが、このグリスを洗い流します。

新しいベアリングもグリスを落とす為に洗浄します

前回同様、浸け洗いしてから再度圧入でパーツクリーナーを流し込みます。

 

で、洗浄したベアリングがこんな感じ。

グリスを落としたベアリング内部

ここに直接、グリスを入れる作戦!

 

直接グリスを入れる理由は、圧入機だと結構グリスのロスもあります。大容量・低価格のグリスなら気にしないですが、今回使用するグリスは15gで買った、ちょっと変わったグリス。だもんで、豪快にロス出来ないので、無駄遣いしないように丁寧にグリスアップ 😮

釣り用リールで使用されているベアリングにフッ素が入ったグリスを入れる

爪楊枝を使って、ほんの少しグリスを入れて、クルクルと回すと良い感じに全体にグリスが馴染みます。

そして、少量を入れてる(僕的に適度な量)ので、ベアリングの回転も重くない感じ。

 

圧入より好きかも!

面倒だけど、でもその面倒な感じが、「やってる感」あって良い!!

 

ベアリングの回転チェック

3000,5000番、2個分のベアリングを自分好みにグリスアップして、各ベアリングの回り方をCheck。

グリス量が少ない方が軽快に回るので、この感じが好きかも。

オイルでも良いかな~とも思うけど、オイルは別のリールで試してみよ!

 

で、またリールを組み直し。

再度リールを組み立て直す

 

 

最終的に組みあがったConflict3000番は、壊れる前より断然軽快な動きになりました!

はやく現場復帰して、また良い魚を釣りたい!

 

今回スピニングリールを何個か、何回か、開けて戻して、とやっていたら、

メンテナンスが好きになりましたーーーーーーーー!

 

なんか1つ自分にスキルが付いたような感じ。

とくにPENNの場合は中身がシンプルなのでDIYでオーバーホール出来ます。

 

最近ジャンクで購入したSlammer3500があるので、パーツをアメリカから取り寄せて、そいつもDIYで直すところです。今現在5500を使っているので、3500をいじりながら5500も同じタイミングでメンテナンスしようと思います 😀

 

あとステラの4000、中のグリスが乾いてる感があるので、これも近々開けてみる予定。

リールをいじるようになってから、カヤックフィッシングが更に楽しくなってきたゾ!!

 

 

 

ペンリール、コンフリクト、Conflictのメンテナンス 2024/1 追記: コンフリクト内部で使用されているギア類を変えた!

 

 

 



 


- カヤックを漕いで釣り -

【安全の為に】 サイト運営者は毎月80kmのランニング、月2000回の腕立伏せ、パドリングも毎月50km以上行い海上でのアクティビティを楽しんでいます。
当サイトを見て波乗りやウネリ乗り、沖での釣りをされる方もご自身に合うトレーニングをつんでカヤックを楽しみましょう!

Cookieの利用に同意する方のみ当サイトを閲覧してくださいね | 免責事項・サイトポリシー
(c) Copyright コンテンツの無断利用はおやめください