自宅で生ゴミ処理をする「コンポスト(コンポスター)」を始める事に!
我が家では、生ゴミを今まで普通に燃えるゴミの日に出していて、それが当たり前とずっと思っていました。でも、逗子市のHPには「2025年3月から生ゴミの分別収集・資源化が始まります」なんて発表されたりしています。2025年2月現在は、この分別を延期しますと記載されている。延期って事は、いずれ分別化になるんかな~。ま、別に分別化でも良いのですが、せっかくの機会なので、我が家の生ゴミもDIY処理で少し軽減出来たら良いのかな?と思い始めました。
コンポストの存在を知ったのは、約2年前に逗子市へ引っ越してきた時。市役所へ引っ越し後の届出関連を出しに行った際に、コンポスト導入の助成について説明をチラっと聞きました。へ~程度にしか思わなかったのですが、近所に住むリヒトさんの家ではコンポストをやっている!と後々教えてもらいました。
で、引っ越してきて、家の表側は日当たりがとても良いので、ちょっとした庭木を植えるスペースにコリアンダー(パクチー)の種を植えてみました。意外とあっさり発芽して、すくすくと育ちました。ところが!そのコリアンダーは夏の強い日差しを受けて巨大な植物になってしまいました。幹も太いし硬いし、一般的にお店で見るようなコリアンダーじゃない巨大化したヤツになっちゃった。それが枯れてきた時、抜き取って家の裏の雑草を捨てるエリアにポイっとしてたら、今度はそこから勝手にコリアンダーが生え始めました。
ハッキリ言って、固い土だし、家庭菜園用に用意したエリアでもないのに、そこで力強くコリアンダーが育つ様子を見て、「もしかしたら日差しが強い場所より、この若干薄明るいぐらいの方が好む条件なのかな?」と気づきました。面白い~。じゃあ、この家裏でもう少し頑張って家庭菜園をやったらどーなるのか!?っていうのが、2025年のプロジェクトです。
で、家庭菜園を始めるには、まずは土壌でしょ!と思い、コリアンダーエリア付近をスコップで掘ってみました。地面が硬い!土が茶色い!(色濃くない!)そして、ゴツゴツした石が多い!って事に気づきました。うーん、これをフカフカな土壌にするのがStep 1なのかな?と思い、DIYで小石を取り除くふるいを作ってみました。試しに少量の土をふるってみると、小石が取れる取れる!そして、ふるいをかけた後の土って、ふわふわ!!何だこれ!楽しい!でも待てよ、ふわふわな土になったけど、色の薄い茶色な土だし、きっと養分ない痩せた土なんじゃないかな~?って考えに辿り着きました。
痩せた土を栄養豊富な土に変えて、家庭菜園を楽しみたい!
我が家の裏庭は、まーまーの空いてるスペースがあります。どの様に活用しようか?は全然決めてなく、とりあえずカヤックを数艇保管してる程度です。で、空いてるスペースがあるので、そこを家庭菜園として活用するのは楽しそうと思い、とにかく土壌改良がまず先だろ!って事で、今後しばらく、僕の趣味は家裏での土いじりになります。
で、土壌改良の事を考えていた時に、「そーいえば、コンポストって前聞いたよな~」と思いだし、調べてみました。
- 家電メーカーが製造販売している電気コンポスト
- 逗子市でも推奨?している、発酵タイプのコンポスト
- ミミズを使って生ゴミを処理するコンポスト
と、ザックリとこの3つがあるよーです。その中でも僕はミミズを使ったコンポストに興味を持ちました。
中学の時に川で魚釣りをやっていた時期がるのですが、その時はおじいちゃんの畑からミミズを集めてた事を思い出しました。畑には、近隣の牧場?養豚場?からもらってきたフンを発酵させるエリアがあって、「フンの下を見れば、ミミズが沢山いるぞ!」と教えてもらったんです。そのフンって、発酵最中なので湯気が出るほど温度が上がっていて、尚且つ別に臭い訳でもなんでもなかったんですよね。そして、実家で庭いじりが好きな親父は、ミミズは芝生の下の土を良い土に変えてくれる良いヤツだ!みたいな事も言ってたのを思い出しました。
「ミミズ=良い土を作る!」
っという事らしいので、それじゃあ我が家で導入するコンポストはミミズ式にしてみよう!と思った次第です。
で、少しずつですが家庭菜園もトライして、美味しい野菜をDIYで収穫出来るのか?やってみるのが新しい趣味という事に。だもんで、僕のBlogは普段はカヤックでの釣りについて書いているのですが、この趣味Blogに家庭菜園+コンポストについても書き溜めていこうと思います。
揃えた物
ミミズを飼うという感覚なので、住みかが必要だろう!と思い、大きめの収納Box(蓋付)をホームセンターから買ってきました。
最初は小さいBoxでも良いかな~と思ったのですが、後々大きいのにUpgradeするだろう!と思ったので、だったら最初から大きいサイズを導入しようと思い、こちらに決定。サイズは横幅が約90CM、蓋付きなのでミミズが逃げる、虫が入ってくるは無いハズ!
土は家裏の落ち葉の下からバケツ3杯分を、とりあえずかき集めました。この量でも、Box内では高さ3,4cm程度なんで、今度もっと土を足そうと思います。
この土もふるいをかけて、小石や大きめの枯れ葉を取り除きました。発酵処理ではないので、枯れ葉はそんなに不要かと。
で、昨日から我が家では生ゴミ(基本野菜)をコンポスト用に溜め始めました。まだミミズは投入してないですが、野菜の皮や葉っぱ、コーヒー抽出かすを入れてみました。生ゴミを初めて入れてみて思うのですが、1日で結構沢山の生ゴミが我が家から出るんだな・・・。このペースでいくと、発酵分解はとても追いつくと思えません。ミミズが処理できるキャパ以上の生ゴミが我が家から出ている気がします。ミミズに良い環境を整えて、彼らの繁殖力に期待するしかない!
250匹のミミズを入手!
さて、ミミズを集める必要があるのですが、裏山に入って土を掘ってミミズを探して・・・なんて事をやっていてはとても効率が悪いだろうと思い、どっかでミミズを買う事にしました。調べて見ると「釣具屋さんで餌として売っている」というのを知ったのですが、値段の割には少量な気がしました。そこで次にメルカリをCheck。まとまった数を売っている方を見つけました。念の為、Yahoo!フリマもCheckしてみたところ、250匹を1600円で販売している方とのご縁がありました。そして500円OFFクーポンがあったので、1100円でGET出来る事に!これは迷わずポチっ!
で、到着したのがこちらのミミズ達。殆どのミミズは土の中に隠れているので、写真では少なく見えますが、250匹居ます!
このミミズを販売してくださった方もミミズコンポストをやっているらしく、そこで増えたミミズをたまにネットで販売しているようです。という事を知れただけでも充分。このミミズ達はコンポスト用に適している精鋭部隊なのは間違いない 😮
この入手したばかりのミミズ達は袋の中に入っているのですが、ひっくり返して下(底)部分をみるとミミズが沢山居ました。でも光でビックリするのか?直ぐに土の中に逃げていきます。普段歩いていて目にするミミズって地上に出てきちゃって、どっかに逃げようとしている時に誰かに踏まれたりするんですかね~。やっぱり土の中の暗い所が居心地良いんだろうな~と思います。そー言った意味でも僕が用意したコンポストは蓋付きで良かったかも。それでも蓋から内部に光が差し込むだろうから、中には何か別の光を遮断するシートでも入れようと思います。出来るだけ、彼らが過ごしやすい環境を整えて、いっぱい食べてもらって、増えてもらいたい!!
ミミズを入手した日から2,3日は寒気が来た為、夜はマイナス温度になる程、寒い!ミミズが凍死したら困るので、数日は僕の部屋で待機してもらいました。で、週末の昼間がポカポカ陽気だったので、コンポストBOXに250匹全員を投入!結構、密集してお過ごしだったみたいで、ミミズの塊という感じでした。そこから時間をかけて散らばっていくと思います。また数日放置。
卵の殻をコンポストに入れると良いらしい?
コンポストについて調べていると、「こういう生ゴミは良い、こういうのは相性が悪い」といった、実践されている方々のコメントを目にする機会が多いです。そこで卵の殻はとても良い!というコメントを何度か読んだので、我が家でも試しに実践してみる事にしました。
- 「ミネラル、カルシウム等、栄養豊な土に必要な養分を含んでいる」らしい。
- 「殻はアルカリ性との事で、酸性土壌を中和してPHを調整する効果がある」らしい。
1週間、我が家で出た卵の殻を捨てずにKeepしておき、念の為熱湯消毒してから乾燥させ、それをフードプロセッサーに入れて、粉々にしました。
粉々といっても、パウダー状にするのは難しい?みたいで、とりあえずこんな感じのザクザク殻に。
それをコンポスト内の土にぶっかけてみました。
このままだと、表面にだけ卵の殻が居る事になるので、スコップで土をまぜまぜ。
すると、1週間分の卵の殻は良い感じに散らばりました!
今のところの費用
- コーナンで購入したベランダ収納BOX120L: 2500円
- Yahoo!フリマで購入した250匹のミミズ: 1100円
ザックリ合計3600円
関連情報・参考情報(外部ウェブサイトリンクの紹介):
- コンポスター導入の助成金について(逗子市のHP):家庭用生ごみ処理容器等購入費助成金制度
- 2024/12/5公開のasahi.com の記事:葉山町の生ごみ処理の新施設、稼働5カ月延期 逗子・鎌倉にも影響
- 2024/3/2公開のshonanjin.comの記事:【逗子市】2025年3月から生ゴミの分別収集がスタート
つづく