魚をばらした時のダメージは大きい…
数日前の釣りは気づきというか、いま一度学ばされる釣りになりました。忘れた頃にやらかすんですよね。。。デカい魚のバラシ。
色々あるバラシ・外し:
- PEやリーダーがファイトの途中で切れる(擦りや噛み切り)
- ジグにつけた釣り針の強度が低い為に伸びて魚が逃げる(色々試して好みの針に出会いましょう)
- 取り込み・ランディングのもたつきで逃がすバラシ(動線が悪い場合が多い)
- 強引なファイトによる口切れ(対象魚の口回りの理解が必要、場合によってはリールのドラグ調整が必要)
- ロッドワークの問題(魚と自分を繋いでいるライン(釣り糸)のテンション)
- 【1番多い 😆 】HitしてからGoProの録画ボタンを押す行為(今年はあまりカメラを使わないようになった)
こんな感じのばらす場面を僕は今までに経験したかな~と思います。
それぞれのバラシって、対象魚次第で対処方法が微妙に異なる場合もあるかな~と思うんです。例えば青物といっても横に走る魚、潜る系の魚によって違うし、Hitがあった瞬間にどんな魚が相手なのか?と瞬時にある程度想定が出来た方が対処方法というか、自分の引き出しから使うスキルが変わってくると思うんです。
でも!
僕は馬鹿だった・・・。
前の週に沖でブリを見かけていたので、頭の中は『今日はブリONLYだ!』という考えが強く、
準備から、実際の魚とのやり取りまで、Narrow mindになっていたというか、ど勘違いし過ぎていたというか、
とにかく馬鹿だったとしか言いようがない!
😮
【未遂事件!】 目の前でばらす寸前!ギリギリセーフ!
朝イチ、第一投目に釣ったのはこちらのシーバス。水深20mにて。この時は魚探にベイトの群れが写ったので直ぐにジグを投入。落ちパクの一瞬でHitしました。この日はブリ狙いで用意してたので、リールはSlammer5500と、巻く力も強く余裕で海面まで引き寄せました。
そこで問題発生!ブリ狙いだったので、ランディングネットは家に置いてきたんですよね~。(僕は自作のGaffを使うので)という事で、まずは手掴みを試みたのですが、魚が暴れて掴めない。。。じゃ~フィッシュグリップで掴むか!とトライするも、なかなか良いタイミングで口を開かない!
【参考】2022/6: ギャフを自作!良いのが出来た!
よーやく口を掴んだ!と同時にシーバスが暴れて、フックアウト!ジグはカヤックハッチの上に乗り、シーバスの口は何とか掴まえていた!というミラクル。この瞬間を逃せば、シーバスは泳いでお帰りになるとこでした。。。
目視で見えたのは、トレブルフックの1つがシーバスの口横に良い感じに刺さっていた!でも頭を振るのでジグも激しく振り回され、抜けた!って感じでした。浅場で40~80gのジグを使う時はトレブル+ブレードがお気に入り。水深が出てきて120g~のジグチェンジの際はシングルフックを前後につけてジギング。
Anyway,
シーバスやシイラなど、ランディング時に暴れる系の魚は、さっさと釣り上げるのが安全ですよね。取り込みを迷っている数秒で逃す事があるので、暴れるかもしれない!なんて怖がっていたらSayonaraすると思った方が良いと今一度頭にブチ込みました。
で、悔しかったバラシ事件について
ブリ探しを最初の2,3時間やっていたのですが、どーやら群れが居ないよ~なので、鎌倉沖の根魚Zoneを攻める事にしました。水深は50~20mを沖からScanしていく感じ。で、水深50m辺りの魚探の反応を見て、80gジグ投下。この日は活性が高く、このジグにも直ぐにHit!
Hitした瞬間からドラグが少し出される!そしてリールを巻くけど、魚の抵抗がある感じがする。走らないので青物ではない!というのは分かりました。僕の想像では「ハタ系40cmオーバー」かな~と。ちょっとワクワク 😮
下から30m上げてくるまでのやり取りでも「巻く→ドラグ→巻く→ドラグを数回」。
期待度大!
という感じだったのに、残り20mぐらいで痛恨のバラシ・・・ 😥
その時は、根から引き離したし、あとは巻くだけだからバラスなんて頭に無かった…。そしてまーまーデカそうな抵抗だったので、シーバス+デカハタのお持ち帰りがある!とワクワクしていたのに。。。魚を逃した瞬間に口にする放送禁止用語 😮
でも、こういったバラシを経験して、何故自分がバラしたのか?を考えて、改善しないと意味が無い!
バラした時に僕がやったのはロッドを上に持ち上げた事。そして次の瞬間、リールを巻くと抜け感が。つまりテンションが一瞬抜けたって事。恐らくロッドを挙げた際にもリールを巻いていれば抜けなかったハズ。又は、ロッドをそこまで上に上げずにリーリングで魚を上に上げれば良かっただけの話。青物や真鯛みたいに、上げてくる際に走って逃げようとする魚の場合は、より針が食い込む事が多いと思うけど、ハタ系はマッタリ上がってくる事が多いので、テンション弱めると抜けやすいですよね。。。この違いをすっかり忘れていた。
知っているのに忘れた逃すと、メッチャ痛い!!
失敗から学び、改善する!
どの角度が良いのか?常々頭に入れとこ。
- 自分がやり取りをしている水深
- 相手は真下なのか、斜め下なのか、横なのか?
- 対象魚は何の魚なのか?の予想も大事
調べては、ブツクサと喋りながら、頭の中を整理して次回、また同じ場所へリベンジに行く!
魚を逃した後のパフォーマンスについて
『今逃した魚、めっちゃ悔しい!!』って時、僕の釣りパフォーマンスは大体悪い方向に変化します。
- 取り戻したい!欲が増し、ムキになる
- ジギングアクションが荒くなる
- イライラする事もある
- 逃したショックを引きずる
直ぐに気分の切り替えしが出来る正確だと良いのですが、僕は短気でムキになりやすい性格。
活性が高くて、バンバン釣れる日であればあまり気にならないけど、小型の魚リリースが続いて、よーやくデカいのがHitした!って時のファイトで魚を取り逃がすのはダメージがデカい。。。そしてパフォーマンスの低下。
最後は集中力が切れる!
になるので、やはり楽しく釣りを終える為には、バラす回数を減らす努力とスキルが必要。
こういう失敗から学び、改善していくしかない!!
バラシ軽減の自分なりの改善策
- Hitの瞬間に魚を想像し、やり取りを考え、実践する
- Hitしてエキサイトするけど、同時に落ち着く事も頭に入れておく
- ロッドの角度を意識する → 竿を立てすぎで無理な角度にしない
- リールのトルクを信じる → スピニングはPENNリール、ベイトはShimano
- 取り込みでもたつかない → デカいのはGaff
- GoProをモバイルバッテリー給電式にするのがBESTかな…
PS
持ち帰ったシーバス(スズキ)は、ご近所さん2ヵ所へUberFish!
残りを我が家で刺身、ディル+パン粉のバター焼きに。
皮にXの切れ目を入れるのが好み。焼いた皮でもゴムっぽくなく、サクサク食べれる。
ま~、嫁っちが一番好きなスズキを美味しく食べる事が出来て良かったかな~と。
それとご近所さんにお渡し出来たのもGood。釣った魚を喜んでくれるのは嬉しい!
ど勘違いせず、今一度思い出したというか、この失敗からの学びを常に頭に入れて、
次回からまた貼っ切って家前調査する!!