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カヤックの漕ぎ方・パドリング

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で、カヤックの漕ぎ方ってコツや、正しいフォームとかあるの!?

2019年、僕がKFを始めた際はスクールや体験教室へ行った事が無く、自己流でカヤックを楽しんでいました。ちょっと漕ぐ程度なら何回かトライすれば誰でも漕げると思います。

でも!

僕が劇的に漕げるようになったのは我流を辞めて、コーチ(競技者)から学び始めて世界が変わりました。

  1. あきらかに距離を漕げるようになりました! → フォームですね
  2. どんどん楽しくなってます! → 漕げる事で行動範囲が広がります
  3. 釣れるようになりました! → あの辺りで釣れるのでは?のポイントへ到達出来るように
  4. 諦めなくなった! → 漕げない時は『不安・安全を考え』で行動範囲が狭かった
  5. 色々異なるパドルを試したのが良かった! → 艇にお金をかけるなら、パドルにも!ですね 😉

 

使用するパドルで異なる

『パドルの漕ぎ方が下手だから=恥ずかしい』なんて思わない事!

これ、大事だと思います。下手って何だよって。ギコチナイ・・・、スカっするぐらいならしょうがない話で、これはパドリングをやっていけば普通にコツを掴んで改善されていく話です。なので、この程度では恥ずかしがる必要は全くないですね。

むしろ恥ずかしいアクションといえば、『200%の力・スピードで張り切り過ぎパドリング』みたいな、バシャバシャと水面を叩き、ど~みても10分もその状態で漕げないだろ!っというような無謀なパドリングではないでしょうか。

誰かに『あの人パドル操作下手だな~』と思われる心配は全くいりません。

 

▼【2022年7月追記】============================

パドル選び、フォームは艇次第!?

あまり難しく考えると大変なので、パドリングというのはご本人のニーズに応えるやり方、その為のパドルを選べば良いのかなと僕は思ってます。特にこれじゃなきゃダメです!といった決まりは無いハズ。

 

で、カヤックといっても色々ありますよね?

  • シットインタイプのシーカヤック(よくツーリングで乗られるような)
  • シットオンの釣り用とよばれる手漕ぎのカヤック
  • 足漕ぎドライブが付いた釣り向けカヤック
  • スポーツで使用するようなカヤック、例えばSurfskiカヤック等

 

シットインシーカヤックを楽しまれる方はレッスンを受けてロールを覚えると思うので、勿論パドリングも学ぶと思います。カヤック購入時にその艇と合うパドルもお勧めされるのでは?

 

■シットオンの釣り用カヤックの場合:

僕ら釣りを楽しむ方々が手を出すカヤックと言えば『手漕ぎか?足漕ぎか?』で、まあどちらであってもパドリングスキルは欲しいですね。で、カヤックですがシットオンでも更に違いが!

  1. シート位置が喫水レベル、又はそれ以下の重心が低い艇
  2. 椅子の上に座って乗るタイプのカヤック(手漕ぎ・足漕ぎ)

 

この座る位置によってのバランス感覚の差や、パドルのブレードが水中へ入る距離感っていうんですかね、その違いがあります。なのでパドル選びの際は椅子に座る方は長め又は長く調整できるシャフトが良いのかな~と。220~240cmの範囲がシックリくるんでしょうかね。ま試されるのが良いですね。座る位置が低いカヤックの方は210~230cm辺りになってくるのかな~と。僕は220cmを使用。

 

↑僕のパドリングコーチ

 

フォームですが、教える方がシーカヤック側の方であればどちらかというと上半身・腕を使った動きを教えるかと思います。僕のコーチはSufskiの選手で、こっちのスポーツ系であれば下半身・広背筋を主に意識するフォームになります。僕はSurfski側のフォームを学び、自分のSurfski艇で漕ぎ練習をします。釣りの時は艇がSurfski艇より幅広なのと、艇の造りでいうと、Surfski艇の時の漕ぎ方が100%同じに出来ない感じです、僕は。特に魚探やGoProカメラなんかを取り付けると、パドルが当たってしまうので、フォームが物を避けるフォームになるというか。でもそれなりにスピードも出せるし、長距離も行きます。普段、僕が家前の相模湾を漕ぐ時は大体出艇から釣り開始までに5~6キロ漕いで、そこから釣りを開始します。なので行って帰ってくると毎回約15キロ前後の移動をしてます。

▲【ここまで】============================

 

 

パドルについて

パドルの長さは大体2m前後のものが市販されてますね。中には長さを少し調整出来る物もあったりします。また、パドルの形も丸みを帯びたものだっり、僕のパドル1号の様に少し四角い形もあります。

パドル・ブレードの素材ですが、大きく分けて3つあるようです。

  1. 比較的安価なプラスチック製:使用に問題ないですが、やや重いかも?
  2. グラスファイバー製:薄くて軽い。水を切る感じがします。←僕のパドル2号がコレ
  3. カーボン製:恐らく一番高級なのかな?まだ使った事が無いので使用感は不明。

どれが自分の好みか?は、ガチでパドルを続けるカヤックなのか、それとも足漕ぎなのでサブ程度に使用するパドルなのか?等、使う場面によって選ぶのが良いのかな~と僕は思います。どーでしょう 🙄

 

プラスチック製、ファイバーグラス製ブレードを使った僕の印象:

『ファイバーグラス製の方が疲れにくい・・・』というのが1番の印象です。先日(2020年9月末)に南伊豆へ行き、約6時間パドリングをしたのですが、『あ、僕結構漕げるし、パドリング好きかも!?』と思うほど、パドリングの良さ・楽しさを実感しました。こんなに違うのか!というのが率直な感想です。勿論、最後着岸時はヘトヘトにはなりましたが、海の上にいた殆どの時間は快適でしたよ~!

※個人の感想です 😆

 

最初に購入したパドル1号について

動画の中でも説明がありますが、カヤック用のパドルは2本になっている事が殆どで、右と左のパドルを中央のジョイントで繋げて1本にして使用します。真っ直ぐ(パドル・ブレード自体が同じ方向)をつなぐやり方もあれば、少し角度をつけて(右左のパドル同士をひねるような角度をつけて)つなげる事も出来るはずです。僕は右左に角度を付けて漕ぐようにしてます。

パドルを持つ時は、力まずにリラックスした状態で握ります。握る位置は自分の肩幅より少し広いくらいで僕は握ります。狭く握ると力が入りづらいですし、広く握りすぎると水をかく時に力がはいらないはずです。自分の力が入りやすいポイントを見つけるのが大事ですね。

カヤックの漕ぎ方・パドル

↑2019年始めて購入したパドル1号。選んだ基準:長すぎない、安い。その程度でした。

 

全く別物!パドル2号はアメリカのブランド

2020年、僕はカヤックを乗り換えるキッカケがあったので、1号艇を次のオーナーさんに受け渡した際に、1号パドルもセットでお渡ししました。ですので、次艇で使用するパドルが必要となり、今回はブランド品のパドルを購入しよう!と決意しました 😀

グラスファイバー製のパドルブレード

そこでアメリカから輸入したのが、この『Werner、ワーナー社のパドル』です。

”SHUNA 2 PIECE BENT SHAFTの215cm”

決め手:

  • ブレード:Fiberglass
  • シャフト:Fiberglass / Carbon blend
  • ベントタイプで持ち手のパイプ部分がストレートではなく、少しジグザグし握りやすそうに見えた
  • ブレードをやや小さいタイプにしたかった。メインはパドリングではなく船外機なので・・・
  • ブルーのグラデーションが気に入った。日本では流通してないかな?という程度の話ですが。
  • パドルで有名なメーカーなので、そこに勝手に期待した!

本当であれば専門店へ行き、実際に握って動かしてみて、自分が納得をする商品を探せば良いのですが、僕はこのパドルをコロナで自宅待機している2020年5月に、アメリカの友人に取寄せてもらったんです。なので、日本でWernerパドルがいくら位なのか?は不明です。とりあえずアメリカでGETしてます。

1号と異なる点:

  • 握りやすい、漕ぎやすい、力が程よく入りやすい
  • ブレード部分(パドル先端)が1号より断然薄くて軽いので操作が疲れない
  • 少し高かったのと、恐らく殆ど日本に無いパドルの為、愛着がいてくる!

よく『パドルは値段相応の違いがある』と耳にするのですが、本当だな~と実感。

 

パドル3本目はウィングパドル

2021年1月、僕が南アフリカから輸入したのがこちら。

ウィングパドル

Surfskiやパドル競技で使用されるWing Paddleをゲットしました。

決め手:

  • ブレード:Carbon glass
  • シャフト:Fiberglass / Carbon blend (40% carbon)
  • Wing Paddleはストレートが主流の様です
  • 今回は『漕ぐ』のを意識するパドルを選びたかったので、ブレード面積も大きい
  • パドリングレッスンも受けるし、Surfskiのようなイメージで漕ぎたいのでコレに
  • 軽さを求めれば他のメーカーもありますが、コーチ曰くしなりも大事との事でコレに

このパドルについては、別ページでご紹介します 😀

ウィングパドル ウィングブレードパドルを輸入!

カヤックShopで販売されているパドルの殆どが『フラットブレードパドル』で、ようはパドルブレード部分の形に差が多少あっても基本はフラットな面になってるタイプ。『ウィングブレードパドル』は競技やSurfskiといったスポーツの場面で使用される事が殆どで、あまりカヤックショップには販売されていないかと思います。スポーツで使うパドルの場合、素材はブレード部分はカーボンを使用してるのが多いのかな~という印象。シャフトは『フルカーボン、ファイバーグラス、カーボン●●%+ファイバーグラス●●%』といった3種類のシャフトが一般的のようです。どれが自分好みか?は漕いでみると分かると思います。僕はファイバーグラスシャフトを使用 😀

 

 

漕ぐ際に注意している事 2021年現在

  1. 広背筋(大きい筋肉)を使用して漕ぐ → 僧帽筋に入らない様にするのが難しい
  2. 下半身(骨盤まわり)を使って漕ぐ → こ~れが難しい!でもス~っと進む!
  3. 無理しない

2020年12月から競技者の大西コーチからパドリングレッスンを受け、ウィングブレードを使って海上で漕ぐ練習をしています。まだまだ身に付いてませんが、レッスン前と後では見違えるほどウィングパドルを使用出来るようになってきました。恐らくですが、誰かに使い方をコーチングしてもらわないと、このウィングは我流で覚えるのは難しいと思います。ストロークが難しい!!

 

コツを掴むまで最初は少し悪戦苦闘

僕が一番最初にカヤックで海に出た際は、漕ぎ慣れていないせいもあり疲れました。多分ですが力み過ぎていたというのも問題だったと思います。カヤックで海に出たのが楽しすぎて、ちょっと湾内を走り回りたいという気持ちが強くなり、漕ぎまくったのがダメでしたね。空振りも多かったし、力みすぎたし・・・というのが最初のパドリングでした。

それとパドルを握った手の親指付け根部分の皮が水膨れになって後々少し痛かったです。これは慣れてないので起こる問題(鉄棒の逆上がり練習もそうですよね!?)なので、回数を重ねてカヤックに行けば大丈夫かと思います。力むと後々握力もなくなるというか、前腕部分への疲れを感じます。

あと、上手に漕げなかったので結構自分に水がかかってしまいました。これは角度の問題ですね。

まあ最初から上手にパドリングを出来る人はいる訳じゃないので、気にせず練習するのが良いと思います。特にカヤックに乗り始めた頃、最初2,3回はあまり沖に行かず、岸から近場で練習するのが安心かなと思います。沖に行って、トラブって帰ってこれないなんて事になると大変。

カヤックを漕ぐ際は上半身をよく動かすので、動きやすい恰好・服装で行くのが良いと思います。夏場だと結構暑さを感じると思うのでTシャツか、ロングスリーブ(日焼け対策用)のシャツがお勧めです。手を守る為に滑りにくいグローブをするのも良いかもしれませんね。

 

動作と使う筋肉を意識
  • ツーリングや一般的なフィッシングカヤック:引く動作
  • Surfskiやハイパフォーマンスフィッシングカヤック:押す・引きすぎない動作

この『差』を文字で伝えるのは難しいのですが、フォームが異なるのは確かですね。腕を曲げるフォーム、極力曲げないフォーム、引く動作・押す動作、ストローク時のブレードの角度など、パドルによって異なります。

でも、一般的なフィッシングカヤックを楽しむという話であればウィングブレードである必要はないと思うし、力まずリラックスしてパドリングすれば2~3kmは問題なく移動出来ると思います。

 😮 

2021年、僕は10kmのパドリング大会に出る予定なので、この距離でもバテずにパドリングを出来るようになるのが今の課題です。早朝の涼しい時間帯に15km程度のパドリングフリーライドをして、少しずつスキルアップを目指してます!

 

パドリングをして海に出ると清々い

 

2021現在:サーフスキー艇でサーフを楽しんだりも

少し岸から遠くへ行くと、エクササイズをしている感覚にもなります。そこで見る景色はとても素晴らしいです。僕は初めてカヤックで海に行った時にこの景色に心を奪われました。普段の生活では味わえない素晴らしさがそこにあります。疲れを忘れて景色を楽しむのも良いです。

 

ご注意ください
  1. 上記のパドリングの様子は僕のやってる事を書いた話であり、これが正解です!なんて事ではありません。参考にもならないレベルと思いますので、ちゃんとした漕ぎ方を身につけたい方はプロへご相談されるのがBestな選択肢です。
  2. 海上で自身の100%の体力を使い切ると帰還時に危ない時があります。潮の流れや風向きが変わり、進む方向とは逆になると前進するのが難しくなる場合もあるからです。ですので、エネルギーを使い切らない様、楽しみましょう。そして一人で遠くの沖に行くのはやめましょう。カヤックは安心・安全に楽しむ趣味です。体力消耗もありますので、張り切り過ぎないのも大事です 🙄

 

鎌倉ヨシ

僕の様な初心者はパドル操作がギコチナイのは当然です。最初は誰でもそうだと思います。

使いながら自分に合うコツを見つけるのもカヤックの楽しみではないでしょうか。

僕が大事にしているのは漕ぐスピードではなく、『疲れない・痛くない漕ぎ方』を意識してます。

人それぞれのスタイルがあって当然。細かい事は気にせず、Enjoy Paddling!

 

 

 

パドリングを学ぶ

 



 


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【安全の為に】 サイト運営者は毎月80kmのランニング、月2000回の腕立伏せ、パドリングも毎月50km以上行い海上でのアクティビティを楽しんでいます。
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