ガーミンストライカー4(Garmin Striker4)魚群探知機を更に使いやすくしたい!
この位が僕を含めカヤックフィッシングビギナーの考える事かと思います。次に出てくる考えはきっと・・・、『コンパクト化したい!』かと 🙄
最近、9インチスクリーンのechoMAP魚群探知機をGetした僕ですが、それに伴い2019年に購入したGarmin Striker4をどうしようか?考えていました。この魚探でも普通に役立つし、良心的価格だったし、別に嫌いじゃないんです!コスパ最強の魚探では!?と僕は思ってます。でもKFを始めたばかりの2019年は、『とりあえずモバイルバッテリー接続が出来ればOK』程度にしか考えていませんでした。モバイルバッテリー接続自体は難しくなかったです。僕が困ったのはカヤック上でいじっていると船酔いする・・・という残念な事だったんです。魚探に罪はありません。
echoMAPを購入したため、ストライカー4をどなたかにお譲りしようか?悩んだのですが、『遠征時にストライカー4を使用するのも良いのでは?』という考えに落ち着きました。遠征時というのはHomeとは勝手が異なり、船酔いしている場合ではありません。物事をスムーズに行い、釣りに専念したいところです。そこで、魚探の配線をスッキリさせて、簡単に使用出来るように改善する事にしました。それを行うには、僕は2本あるケーブルのうち、1本(電源ケーブル)をぶった切りしました。
これは実録であり、別にお勧めはしていません。
自己責任でコンパクト化するにあたり、参考にさせて頂いたBlogがございます。この方のアイディア無しでは僕はコンパクトが出来ませんでしたので、とても感謝をしております。ご注意ください。僕は以下のURL先の情報を目にして、自分なりにDIYした程度になります。
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- 参考URL:https://ameblo.jp/makochiplus/entry-12574374424.html
↓これが僕のストライカー4のビフォー・アフター写真になります 😀
2019年、当時魚探を買った際は、とりあえずホームセンターからグッズを取り揃えるのが楽しかったのですが、後々Scottyのマウントの方が素早く魚探を設置できると思い、ArmやBase Mount等はScotty製に変更しています。今回はそのScotty商品もフル活用しています。興味がある方は専門店でCheck!
魚群探知機のコンパクト化に用意した備品:
↓今回僕が用意したのはこの程度の備品です。実際にはケーブルとケーブルを繋ぐジョイントや、バッテリーケースに穴を開けた際に付ける、プラスチックのヤツ(ケーブル通すやつ、ケーブルグランドと言うらしい)も購入したのですが、それらは使用しませんでした。
- モバイルバッテリー:Anker PowerCore+ 10050 10050mAhをメルカリから1700円でGET
- 防水バッテリーケース:Amazonから約1500円でGET(170mm x 110mm x 48mmサイズ)
- 昇圧のUSBケーブル:2019年に約700円でAmazonからGET
- ネジ・ナット・ボルト・シリコンなど:自宅にあった品々 😎
魚群探知機で使用するケーブルを切る
さて、僕が購入したバッテリーケースですが、結構小さいです。最初はTruscoのバッテリーケースをAmazon上で見ていたのですが、Sだと小さすぎて、その次の大きさだと大きすぎるかな・・・というのが僕の印象でした。で、似たようなケース(ブランド: SKIESOAR)というのが、サイズ的にコンパクトで良いかな~と思い、購入。
↓ま、購入時は良いな~と思っても、実際にケーブル類を納めるとタイト 🙄
このセットで入ると言えば入りますが、出来れば振動子のケーブルもこのケースに入れたい(無理だろそのアイディア!)ので、僕は上の写真に見えるケーブルを切断する事にしました。見てください↑、USBケーブルとバッテリー挿す部分、結構長くて収まらないですよ…。やばいやばい。
↓まずはUSBの昇圧ケーブル、赤黒のケーブルは(DC電源ケーブル)、後に不要と気づく 😀
かなり狭いバッテリーケース内の限られたスペースなので、短めにCUT!
↓問題のUSBケーブルの根本。強度を増す為にゴムが厚く付いてますよね。
これの片側にあるゴムをズバっと切ります。実際に中のケーブルは出てきてませんので、問題ないハズ。また、この部分を折り曲げると、USBの根本がパカっと開くので、テープでぐるぐる巻きにして、開かないようにしました。
ここまで面倒なCUTをしたくな場合は、バッテリーケースをTruscoの240mmぐらいのにすればOKだったと思いますが、ま、僕のケースはもっと小さいので頑張るしかありません 😀
↓これがストライカー4のケーブルです。左が電源ケーブル、右がトランスデューサー用。
左の電源ケーブルですが、赤・黒・青・茶の4色あります。僕が今まで使用したのは『赤・黒だけ』だったので、ようはプラスマイナスの線があれば魚探の電源がつくんだろう!と思い、振動子のケーブルを切らず、電源ケーブルを優先的にCUTする事に決めました。
↓電源ケーブルの長さを計ってみると、これ1本で約170cmもあるんですね。
これをCUTして、まずはケース内で邪魔にならないようにしましょう。考えてみてください。魚探本体の真後ろにバッテリーケースを配置する訳ですので、ここのケーブルは短くてOKです。僕は40cmになるように130cm分は切りました。
ドキドキですね~ 😆 CUTした断面図を見ると、4色の配線が見えます。でも使うのは赤黒のみ!
↑この少し太いケーブル内には4色ケーブルがありますが、赤黒のみ実際に使用します。青と茶色は絶縁テープしておきました。
↓その他に、赤ケーブルにはヒューズ部分があるので、そこもCUT。USB昇圧ケーブルもCUTして短くしました。
もうここまでくると、ためらいはZERO。バシバシ切っていきます!
で、ここまでスッキリしました 😆
↓あとは繋ぐケーブル通しを半田を使用して接続です。でも難しい。
ど~やったらキレイに出来るんでしょうか・・・。ま、とりあえず頑張りました。
ストライカー4をモバイルバッテリー接続
さて、さて、さて!
この酷い見た目のケーブルですが、これが約1時間の作業後の変わり果てた姿です 😆
↓何なんでしょうか、ブサイク極まりないケーブル。もう少しキレイにすれば良いのに…。
で、とりあえずモバイルバッテリーの電源をONにして、魚探の電源ボタンもONに・・・。
『ピ~っ!』おおおおおお、ちゃんと電源がついた!
感動。
バッテリーケースに穴!
Amazonから約1500円で購入した防水バッテリーケースですが、このケースは凄く気密性が良く、穴を開けるのが勿体ないくらいです。でも、今回のプロジェクトでは魚探の真後ろに配置する必要があるので、ドリルで穴を開けましょう!
Scottyマウントに付ける:
まず、以前購入していたScotty社の魚探ベースマウントに『Striker4付属のマウント』と『アルミステーを使用し、バッテリーケース』を取り付けます。ご覧の通り、無数の穴が既に開いているので、作業はとても楽です。
シックリくる穴を探しました。
↓バッテリーケースにドリルで穴を開けます。M4サイズのネジが入るように2箇所穴を開けました。
アルミステーは2つぐらい使用した方が良いかな?と思ったのですが、アイテルスペースにネジが出る程度にしたかったので、ステーは1つに。そしsて1つだけど、ガチっと動かない事を確認したので、2個は不要と判断しました。ワッシャーは100円玉ぐらいのサイズの大きなサイズを使用します。この位デカいと、しっかりHOLDしてくれる気がします。穴とネジがキツキツなので、防水シリコンはしてないです。
電源ケーブル・振動子ケーブルを通す穴を開ける
上記でScottyのベースマウントとバッテリーケースがL字で固定されました。次に、バッテリーケース内へ『トランスデューサー(振動子)のケーブルを通す、出す』と『電源ケーブル』用の穴を開けます。つまり、トランスデューサーのケーブルは僕はCUTしなかったので、グルグル巻きのケーブルを全部このケース内に収納します。ですので、魚探本体につないだ振動子ケーブルは一度、ケース内に入り、また出ていくので、出入り口を往復する考えです。電源ケーブルはモバイルバッテリーからUSB昇圧ケーブルを通し、そこから魚探本体へ接続。
ボトムに穴を開けたのは、上・横から海水がかかってきても、なるべくケース内に水が入らないかな?という予想でこの場所に決めました。勿論、浸水させない為に隙間を塞ぐ工夫が必要です。今のところ、シリコンを厚めに塗ろうと考えてます。
↓下手ですが、こんな感じに穴を開けました。
少し大きめの穴部分は、ケーブル先端が通るように、このサイズです。
↓ちゃんとケーブルがこんにちは~出来ます 😎
ポイントは3本ケーブルを通せる穴にする事ですね。
これでトランスデューサーのケーブルをきれいにグルグル巻き(渦巻状態にします)すると、バッテリーの反対側部分に収納出来ます。渦巻にするのがポイントでした!これが出来れば、ケーブルを切断しなくてもOKになります!
後にこの穴とケーブルの隙間部分にシリコン材を注入して海水がケース内に入らない様にしました。カヤックを漕いでいると結構バシャバシャと下からしぶきが飛んでくるので、海水が入りにくいようにした方が安心ですよね 😉
ストライカー4、コンパクト化完成!
シンプルな考え方ですが、意外とこんな風に魚探を使用している方を見た事がありません。僕は最初Amebloの方の案を見た時に衝撃が走りました!これは最高のアイディアだ!・・・っと。自分でDIYしてみて、結構楽に出来たな~と思います。
僕の場合は、いちちちケーブルを抜いたり、付けたりするのが面倒なので普段から接続された状態で保管しようと思います。この状態が収まるようなケースに入れればOKかと。で、外す箇所としてはモバイルバッテリーとUSBの昇圧ケーブルの箇所ですね。ここを抜いておけば、魚探本体に電流が流れないので、絶縁状態です。
こうやってコンパクト化が出来ると、凄い嬉しくなります。実際にCUTしたのは、電源ケーブルとUSBケーブルぐらいなので、最小限のダメージだったと思います。ちゃんと使用出来る状態になってるので文句無しです!
あとは、実際にKFする際にScottyのマウントに↑これをコネクトすればOK。
Armと振動子もね 😀
↑とりあえず自宅内での完成形イメージ
コンパクト配線化した魚探の使用風景
さて、実際にこのガーミンストライカー4を使うとなると…、どんな感じなのか!?お試しで先日海に出た際に使用してみました。この時はバイキングカヤックプロフィッシュに乗ったので、魚探マウントに付けた黒い棒の長さが足りない…。なので何とか抑えつつ、電源をONしてみました!
いや~、強風で波も強かった時でしたが、何とか無事に使用出来る事を確認 😆
ただし、プロフィッシュで使用するには向かない棒ですね…。
ま、この黒い棒は逗子のRihitoさん用に用意した棒なので、そっちで問題なければOK!で、先日ご本人にお会いしたのでお渡ししました~。
(Rihitoさん:https://www.instagram.com/rihito2/)
このSit inタイプのカヤックで、艇前方の上部分に魚探をのせられないかな~と僕なりに考えた訳です。その結果、『棒を使う』事をひらめきまして、TokyuHandsにてゲット。その後見た目をよくする為に黒塗りしました。写真を見る限り、ハマり具合はドンピシャでしたね!Rihitoさんのアイディアで赤のクッションを使用しています。これは良い!やっぱりラウンド型になっているので、こういうサポート役が必要ですね。
↑真ん中のゴムケーブルとカラビナの使い方が上級者 😆
この棒をベースにすれば、魚探マウント以外にもロッドホルダー、カメラマウント、ドリンクホルダーも付けられそう。ただし、安定させる為には荷物を置いた方がズシっとするハズなので、悩ましいところ。僕だったら棒に更にクロスするようなアタッチ棒を追加して(十字かH字)みたいにして、追加した部分に色々マウントを追加するかな~。レールマウントしても良いかも!?
Anyway, 魚探一式を横から見ると、こんな感じに。はいはいはい、Arm部分にもプロテクションをする事で艇にスクラッチが付かない感じですね~。浮力と水の抵抗がプラスされそうですが、外しても勿論使えますね~。
意外と魚探画面からSit inするご本人の座り位置までの距離が遠くないので、魚探の画面をチェックするには問題なさそうですね。高くしたければExtendArmの短いヤツでも使えばOKそう。
荷物を置くと棒が安定するハズ!
そうそう、これが僕が元々イメージしていた完成図です。これなら魚探自体が海へ落ちる事はないかと思いますね。勿論、この黒い棒ですが、カヤックに付いているバンジーケーブルに繋げるようにしています。ですので、そのケーブルに繋がっていれば落下はないハズです。あとは、自分が使いやすいようにDIYカスタマイズするのみですな 😀
と言う事で、ストライカー4はコンパクト配線化成功です!
長くなりましたが、上記がケーブルを切るという勇気を出したDIYでした。
実際にCUTしたのは電源部分だけなので、難しくないですよね。プラス・マイナスぐらいだし。
もし試してみる方は、100%自己責任でお願いします!お勧めはしてません 🙄