カヤックで濡れても良いようにウェットスーツを購入しようかな?
と思い、2019年冬前にとりあえずベストタイプをGETしました。で、2020年の冬到来に合わせ、下半身用にウェットスーツのズボンとハーフパンツの2点を追加購入しました!これで冬の服装対策を強化!!
ウェットスーツに関しては前々から悩んでました。
何故か?
- 冬がきて寒くなった時に、夏の様に短パンだけてカヤックに乗ったら寒そう
- ウェットスーツを着れば、直ぐに乾くんじゃないか?
- 厚着で防水ズボンを穿くより、海用のスーツの方が良さそうな気がする
- 真冬でもサーフィンをしている人達を見かけますが、彼らは皆ウェットスーツ着てる!
ま、よく分かりませんが、漠然としたイメージです。冬場にカヤックフィッシングへ行くなら、短パンより長ズボンが良い。ただし、普通にコットンのズボンを穿けば、離岸・着岸時に濡れた際に、ずっと濡れてて不快になりそう。ウェットスーツなら皆これ着てマリーンスポーツを楽しんでいるし、カヤックにも適すのでは?
僕はウェットスーツと言えば、こんな感じで全身をカバーするものをイメージしていました。ところが調べていくと、上下別々に分かれている物があったり、ノースリーブタイプの物があったりと、色々タイプがある事が分かりました 🙄
カヤックで海に出て濡れる箇所といえば、足元ぐらいかな~と思ってます。以前乗っていたペダルタイプのカヤックでは椅子の上に座っていて、海面から高い場所に自分がいたのでお尻付近は濡れた事はありません。ただし、椅子の位置が低い艇などは、お尻も濡れる場合もありますよね!上半身が濡れる時というのは、波をかぶる時や転覆した時ぐらい。そう考えると、普段のカヤックフィッシング時は全身ずぶ濡れになる訳ではないので、そこまでガッツリしたスーツを揃えなくても良いのかな~と思ってました。
でも…、実際に冬場に海へ行くと快晴の時であれば鎌倉周辺はそこまで極寒ではないのですが、早朝であったり風が強くなってきたりすると、やはり『寒さ』を感じます。で、ウェットスーツを着て分かった事ですが、保温性も良いです。これは助かります。という事で、とりあえず上下何点か揃えて場面場面で変えて着ようと考えてます。
● 何で対策が必要なのか!?
ご存知の方も多いと思いますが、実際は『寒さ対策』ではなく、『落水した際の命を守る為の対策』と言った方が正解ですかね。毎年冬の時期に目にしたくないニュースがあります。小舟に乗った釣り人が…というお話。釣りをしていた迄は良いのですが、その後何らかのトラブルで転覆し、命を…といった内容です。この手の話は雪が降っている地域で起きているとかではなく、普通に神奈川県内でも起きてます。泳げなくて溺れたというよりは、『海水の冷たさにやられた』という話が多いようです。つまり、真冬の寒い時期に海に落ちてしまうとその冷たい海水によって低体温になり、助けを待っている間に…となるようです。そういった事が少なからず毎年冬のシーズンに起きているのは事実ですので、冬にカヤックに乗る際は誰もが注意したい事ではないでしょうか。そこでカヤックを楽しむ方々の間では『ドライスーツかウェットスーツ』のどちらかを着用するのが一般的。この冬、KFに出ようと考えている僕も準備だけは先に行います 🙄
2020年~21年、今シーズンの冬はどんな服装でカヤックへ行くんか!とりあえず釣り友はドライスーツをGETしたそーな。ドライスーツか…、一体どんなもんなんだ!? |
生地の厚さも選ぶ基準らしい
ウェットスーツは今まで購入した事がないので、何を基準に選べば良いのか?分かりません。で、僕が調べてみたところ、上記の様に全身タイプか、半分か?と、その他に生地の厚さ選びも大事のようです。
- 1.5mm生地の厚さのウェットスーツ
- 3mm、5mm、7mm厚のやつはサーフィン等で使用されるらしい
というのが一般的のようです。
んで、よく分からないので商品紹介ページのカスタマーレビューを読んでみますと、『1.5mmのものは夏場でも着れる』といった声をよく見かけます。『3mmのものは厚い、伸びない』等の声もみられます。悩ましい選択ですね。多分1.5はまだ動きやすいけど、冬場の海では寒いかも?しれない。そう考えると3mmの方が冬場に適すきがするけど、3mmもの厚みは不快にならないのか!?
耐久性にも目を向ける
カスタマーレビューは生の声なので、すごく参考になります。色々読んでいくと『耐久性』関連のお話も出てきます。
例えば、
- 岩などにぶつかっても膝付近は破れませんでした
- 釣り針が少し刺さる程度なら、大きな穴が開くような破れ方はしない
- 厚みがあるので、釣り針が刺さってこない
等、こんな声もあります。
うん確かに、たまに動画でカヤックフィッシングをしている人を見ると、ウェットスーツではなく普通にスポーツ用のレギンスらしきものを穿いている人を見かけます。で、結構な確率で膝とか脛辺りに穴が開いているんですね。多分これは転んで開けた穴ではなく、釣り針が引っ掛かったのではないか?と思います。よく魚を釣り上げてカヤックの足元辺りに持ってきた時に、魚がバタバタと暴れているのを見ます。その際に既にルアーの針が取れていれば問題ないのですが、まだ口に針が付いた状態で魚が暴れると、釣りをしている本人にも針が刺さる可能性があります。特に、レギンスを穿いている足に、魚がぶつかってきた際は針が刺さりそう。
気になるのは、そのお値段ですよね~
で、ウェットスーツは勿論メーカー品や品質によって値段はピンキリで当然。ガチでサーフィンを楽しまれる方々はオーダーメードで作るそうで…。勿論、自分の体形にあった方がスポーツとして動きやすいんでしょうね~ 🙄
でも、僕はお手頃なやつを購入して、秋冬シーズンを乗り越える事が出来れば、それで良いです。ウェットスーツ歴が浅いので、意味が分かってないのに高額な商品に手を出すのではなく、まずは手軽な価格の物を使用して見て、必要に応じてUpgradeしていこうかと思います!
揃えたウェットスーツは5点!
- 3mm厚のベストタイプ(袖が無い)
- 1.5mm厚のズボンタイプ(黒)
- 1.5mm厚のハーフパンツタイプ(春・夏用かな~)
- 1.5mm厚の袖アリタイプ(腕もカバーされる)
- 1.5mm厚のズボンタイプ(灰色・海外から取り寄せる別の商品があったのでついでに)
これを僕のウェットスーツコレクションにしました 😀
(1)まずはベストタイプ。Amazonから3,750円でGET。
- 3㎜厚ネオプレン素材
- YKKジッパー使用
- 4つのステッチと8つの糸で構成
- 裏側(体側)に起毛をしていない素材
気に入らない点は胸のロゴマーク。でも誰かに見せるわけでもないので良しとします…。
裏生地が起毛になっている服を苦手とする僕としては、こんなのが好み。
このベストですが、着て日差しのある冬の海へ出ると暑い位です。そのくらい保温性が良いって感じですね。肩・腕は出ているのでパドリングしたり、普通に釣りの動作をするには気にならないです 🙄
(2)長ズボンタイプ1.5mm、結構良い!
2019年はベストのみの購入でしたが、2020・21年冬用に寒さ対策強化として下半身用のウェットスーツもGET。こちらもまずはお手軽価格からスタートという事でAmazonより。価格は1799円。ランニングのレギンスより低価格 😆
安いからショボいんか?と思いきや、普通に伸び縮みするし、縫い目もしっかりしてるし、悪い箇所を見つけられません!僕には充分と思いますが!?ちなみに現在168cm60kgの僕にはMサイズでOK。少し小さく感じるぐらい(タイトに感じる)に作られているようで、動きやすいしアリだと思いました。
謎の低価格ですが、毎回海の中に入って濡れてアクティビティをする訳ではないのでBack up的なウェアとしては、このぐらいでOKというのが僕の見解です。不要なのはロゴマーク 😥
太もも内側の付け根分もしっかり縫ってるので問題なさそう。ランニングのレギンスはこの部分が破けやすいというか、ほつれる場合がありますが、今の所このウェットスーツは大丈夫そうに見えます。ま、年間何回着るんか?と考えれば数年は使えそうな気がします。
足首付近の生地を裏返してみました。きつ過ぎず、縫製もしっかりされ、尚且つ起毛じゃないのがGood!
実際に着てみるとこんな感じ。上のベストの方が保温性が高いな~と思いますが、別に下のパンツの方がダメという訳でもないです。むしろパンツ(ズボン)の方は動きやすく適度な保温性で快適です。実際にカヤックフィッシングへ行く際はこの上下を下着の様な感じで着用し、さらに長袖シャツ・ウィンドブレーカー的なジャケットを着て、下も防水性のズボンとブーツをはく予定です。これで鎌倉近郊の海に出る分には問題ないのでは!?というのが僕の考え 🙄
(3)ハーフパンツタイプのウェットスーツは春・秋に?
僕の住んでいる鎌倉エリアは11月~3月いっぱい位が寒いシーズンですが、それでも日差しが出ている日中ですと12月でも暑く感じる時があります。ポカポカ陽気といいますか。さすがに1,2月にハーフパンツは寒いと思いますが、例えば9月、10月、3月、4月ぐらいであればこのハーフパンツタイプが活躍しそうな気がします。地味に暑がり 🙄
1.5mmネオプレン生地のウェットスーツ:Amazonで1980円~。
上記のズボンと同じメーカーさんですね。ハーフパンツの方が200円高いのは謎ですが、ま、どちらもほぼ2000円という事で。
こっちのハーフパンツの方は、腰部分にバリバリが付いてまして締め付けを調節可能。
これが地味に助かります。
裏生地はこちらもNon起毛。なので僕的に嬉しいタイプです。
縫製も普通にシッカリ。
穿いてみるとスパッツ的な感じですね。
やっぱりペラペラな水着とかと異なり、Hold感があるというか、1.5mmといっても生地感が違うな~と思います。3mm、5mm生地では僕には厚過ぎる(結果的に熱すぎに)かな~と思います。ベストは3mmを選んだのは本当に寒さ対策ですね。もしも水に落ちたら・・・と考えた際に心臓がある上半身はExtraで温かくしたいので。
(4)SUPremeウェットスーツをアメリカから輸入
ウェットスーツの長袖を探していたのですが、殆どが真っ黒のウェアが多く、人とは異なるのが好きな僕はアメリカで色々探す事にしました。年末時期という事もありSALEをやっていたので、タイミングもGood。FLの友達に現地で手配をお願いしました。パンツはSサイズを手配できたのですが、長袖のウェアのSサイズは一瞬で売切れ・・・。その後、アレコレ探しまくってアメリカで1着だけSサイズを探す事が出来ました!早速Door to Door shippingの手配。
で、到着したウェアがこれ!体・肘・手首といった箇所はネオプレーンで、肩回り等、パドリングで動く場所は薄めの生地になっている『助かる作り』になってます。これは、今後異なるウェアを何着か手配してみたい!と思いました。
↓ちなみに日本国内のネットショップでは18,000円ぐらいでした。
ZipはYKKと滑りも良し~。
オレンジ好きの僕には最高のデザイン 😀
実際に着用してみると、Sサイズでやっぱりシックリくるし、デザインも好みで気に入りました。このウェアならKFで同じのを着ている方を見る事はほぼほぼ無いかと思います!
(5)次はパンツの到着を待ちます~。
Coming Soon!
Workman防水ズボンも
下半身のウェットスーツの上に履くのは防水生地で作られたWorkman、Fieldcoreのズボンです。別の黒いシャカシャカズボンもありますが、それはあまり防水性が高く無さそうなので、こちらを買い足しました 😀
なぜこのズボンか?というと、パドリングをするとパシャパシャと水滴が自分に落ちてくる事があります。その際に水を吸い取るような素材のズボンでは、その後の北風で体温を奪われる気がしてます。ウェットスーツは僕の中ではインナー的位置づけで考え、その上を防水性のあるパンツやジャケットでカバーする事で風対策、寒さ対策が出来ると思ってます。最悪海に落ちた際はウェットスーツのお陰で体温低下は免れるのかな?と期待。
そんなに太くないのが良いですね~。
足首・お腹周りにはバリバリベルトがあるので、締め付け感を調整可能。
このネオプレーン生地ブーツを冬に穿く僕には、Workmanズボンの足首部分をタイトにする事で、ブーツも快適に穿けそうです。
さすがワークマン。このスペックで1900円~ 😆
長袖シャツもGET
直接ベストのウェットスーツを着るより、その下に腕も覆ってくれるシャツがあった方が良いかと思い、探してみました。この手のシャツであれば、僕は密着間がある方が良いかな~と思いました。その方が動きやすいし寒く無いかな…と。実際僕が冬場のランニングで着るシャツもタイトなやつにしてます。
- おたふく手袋 ボディータフネス 冷感・消臭 パワーストレッチ 長袖クルーネックシャツ JW-623
ってのをAmazonで発見。Prime価格で1088円。翌日届いてこの価格は中国ブランドより安い!?
脇下・脇腹付近はメッシュになっています。若干の暑さ対策にも?
手首までカバーしてくれる長袖タイプで、そもそも夏用か冬用か?は不明ですが着心地は良い感じ!空気の冷っとする感じが無くなるのがありがたい。日焼け対策にも良いかも!?何度も書きますが起毛は苦手なので、このサラッとタイプが僕好み 😉
【残念】このロンTですが、ミシン糸のホツレが5~10cm発生している箇所があり、リターンする事に 😥
上下別々のウェットスーツの理由は勿論トイレ事情!
普通にご想像がつくと思いますが、カヤックで数時間海上にいる時にトイレに行きたくなる事がありますね。僕なら2,3回ぐらいは…。で、つなぎタイプのウェアを着ていると用を足すのが難しいハズ!
トイレの事を考えて僕は上下、別々のウェアを揃える事にしました。今回購入した下半身用のウェア3点はどれもチャックが付いていません。ですので座りながらずり下げる必要があります。ま、よほど揺れている海上でなければ、ささっと用はたせるかな~と思います。
実際気に着てみた使用感
- ウェットスーツのズボンタイプ
- 長袖クルーネックシャツ JW-623
それにハーフパンツ+Tシャツを着て早朝7時(気温16度)に洗車をしてみました。家を出た瞬間から『あっ寒くない!』という印象はありましたが、実際に外で車に水をかけてシャーシャーして、拭いてという作業を約1時間行いましたが、動きずらさはなく快適でした。寒さに関しても僕には全く問題なく、今の所(丘の上)では良い感じです。驚いたのは家に戻ってウェットスーツのズボン内に手を入れると、中では湿気というか汗が外に出れずにスーツ内に薄っすら確認出来ました。勿論、動いて少し熱くなったかもしれませんが、11月初旬の鎌倉です…。恐らくですが、あまり呼吸をしない生地という事なのかもしれません。よくウェットスーツを着て濡れたとしてもスーツ内では体温で温められた海水があるお陰で低体温にならないといった話を目にした事がありますが、この密閉してる感がウェットスーツの機能なのかな~と体感しました 🙄 次は冬のKFで使用してみよう!
2021年1月追記:
先日パドリングのレッスンへ行ってきました。
1/11、気温5度の中でのパドリング練習!寒さ対策無しでは無理~ |
この時は、早朝で1度。日中の最高気温で7度、そして曇り・北風という予報…。家を出る前から知人のリヒトさんと『今日の寒さはヤバいね~』と電話で話していたくらいです。もう、こうなればベストメンバーで挑むしかありません。
気温5度の際の僕の服装:
- 上半身:インナーのランニングシャツ、コンプレッション長袖、3mmウェットスーツベスト、長袖ウェットスーツ
- 下半身:インナー、ハーフパンツウェットスーツ、長ズボンウェットスーツ、マリーンシューズ
これだけ着こむと、何とか気温5度の中でもカヤックを楽しむ事が出来ました。とても冷たい!と感じたのは手と足先です。釣りに行くならブーツを履きますが、パドリングの練習だったので膝下迄濡れる事を考え、マリーンシューズにしました。手は手袋をしても北風で恐ろしい程寒くなりました。この冷たさはヤバいです 😥
もしKFに行くなら、一番上にウィンドブレーカー的なジャケットと、下も風邪を通さないWorkmanズボンで挑みます!
と、僕のKF2年目の冬に備えて購入したのはネオプレーン素材のズボン、ハーフパンツ、Workmanの防水性が高いズボンになります。
ここ鎌倉エリアなら、この程度の冬対策で大丈夫なのでは?というのが僕の考え。
勿論、冬が厳しい地域であればもっと重装備やドライスーツの方が良いかもしれません。
今シーズンはこのセットで挑み、必要に応じてUpgradeですな!