このPENNリールはキレイだから、メンテナンスいらないよね!?
って思ってた、Spinfisherですがメンテナンスを開始してみたら・・・、とんでもねーー汚れてた!
こちらのPENN Spinfisher 4500番ですが、これもConflict同様、2年前にセカンドハンドでGETしたリールです。
んで、僕が使ったのは恐らく2回程度。Conflictが優秀で使い勝手が良いので出番が全然ないリールという感じに。
パッと見もほぼ新品のようにキレイなのでメンテナンスもまだ不要そうだし、大丈夫だろ!っと思ってました・・・。
リールメンテナンスを開始すると・・・
まずハンドルを外したのですが、その時点で灰色のグリスが目に入ってきまして。
ん!?これは想像してたグリスの色じゃない!!
スプールを外してみると、謎にグリスまみれ。
何故ここにグリスを塗りまくったのか?恐らくファクトリーの担当者さんが塗ったと思うのですが、この場所にこんなにグリスを塗る意味が分からなかった・・・。スプール内部とここは擦れてないし、防水用にって訳でも無さそうだし。ホントに謎 🙄
とりあえず全部拭き取ります。
恐らく5年前に製造されたリールと思うのですが、PENNのグリスの面白いところはShimanoのグリスと違って「乾かない、プルンプルンにならない?」気がします。そしてベットリしてるかな~。この通りキレイな青色をしてるので、まだ使えそう。
で、Bodyを開けてみてこんな感じ。
青いグリスの色がそんなに見えない!!灰色っぽいゾ!
ギアを外していくと、どんどん黒っぽい色が目に入ってきます。
Body外側には傷を全く見かけないリールなので、前のオーナーさんがとても丁寧に使ってたのかな~と思います。で、中のグリスの色を見る限り、結構使用したっぽい。キレイに使われて、それでいて出番が多かったリールなのかな~と勝手に想像します。錆は無し!!
Body内のグリスも全部拭き取ります。
ま~こんだけどす黒いグリスなんで、キレイさっぱりしたい!
簡単なメンテナンス予定が、ちゃんとオーバーホールする事に!
Body内部の黒っぽいグリスの色を見て、これはパーツ、Body、全部綺麗に洗浄した方が良さそう!という考えになりました。そもそもはBody内部を覗いてみて、必要であればグリスアップをしようかな~程度でした。でもこの汚れっぷりはこの1ヶ月で6個リールを開けた僕の中では2位に位置づけする汚れっぷり。
パーツクリーナーを小さなトレイに入れて、ブラシを使ってゴシゴシ。
ここら辺は汚れというよりは、グリスがベトベトかな~と。一度リフレッシュさせよう!と。
ギアの先端のグリスの色が真っ黒 ↑
洗浄液もどんどん黒くなっていく~
でも金色は再びピカピカに!
うぃ~、なんじゃこりゃ~ 😆
ヤバイぞこの粉粉。
ベアリングも洗浄、グリスアップ
外したベアリングは、まずパーツクリーナーで浸け洗い。
これはBody内に塗ってあったPENN純正の青色グリスの色ですね。ベアリング内部に相当入ってるみたい。
更に圧入機を使ってパーツクリーナーを流し込む。まだまだ汚れが出てくる~。
でもスッキリ感あり!
外したベアリング全て、カバーを開けて内部に粘度の軽いグリスを入れます。
ベアリング全部は軽快に動いてるので、交換はせずこのまま使用する事に。
リールを組み上げる!
いや~3時間かかった~。って、僕の作業が遅いだけってのもあるけど、今回はガッツリ洗浄して・・・とやってたら夜中の1時になりました。
Body内部にはMade in USAのグリスを入れました。多めに見えるかと思いますが、僕はPENNにはこの位の量を入れます。少ないとカシャカシャ音がするし、Shimano程パーツが多くないのでこの位のグリスを入れても僕的には問題を感じない。蓋をして、リールを回すとグリスは移動するというか、不要なグリスは空きスペースに動くので、そーすれば巻き感が重いとかは感じないです。
オーバーホール終了!
巻き心地、かーーーなり良くなったゾ!
軽快!
このPEの巻き量を見る限り、恐らく僕はサビキ用に使ったんじゃないかな~。
2年前、ちょうどLive baitやってたから、サビキ用って事で糸も短かいんだと思うな。
4500番なんで、ブリぐらいの魚ならパワフルに巻いてくれるから、ちゃんとPE巻いて大物狙いに使おうかな。
メンテナンスをした事で「このリールも使おう!」という気になりました!
いや~リールのメンテナンス楽しいなーー 😀