携帯などを充電するバッテリーで魚探(魚群探知機)を使いたい!!
アメリカのAmazonから購入したGarmin Striker4(ガーミンストライカー4)という魚群探知機ですが、この魚探はバッテリーが内蔵されていないという事なので、外付けのバッテリーでつなぐ必要があります。
ま、とりあえず開封してみると、ストライカー4の魚探セットはこんな感じ。
ごついスマートフォンみたいな形の魚探と、後は殆どがケーブル関係ですね。1万円ちょいぐらいの価格でよくこんなに充実したセットを作れるな~!と感心しちゃいます。なんでバッテリーは内臓出来ないのか?は不明ですが。
さて、今回ストライカー4をモバイルバッテリーにつなぐ為に用意したのはこれら!
- 魚群探知機本体 価格約:¥13,000ぐらい
- Ankerモバイルバッテリー 価格約:¥3,000ぐらい
- USB 12V 昇圧 ケーブル 価格:¥699
- DC電源ケーブル 価格:¥310
ザックリ合計:17,000円ぐらい
Ankerのバッテリーは実は数年前にスマートフォン(スマホ)の充電用に購入したのですが、一度も開封せず眠ったままでした。今回、このスマホ用に買っておいたモバイルバッテリーを魚探につないでみようと思います。バッテリーが寿命で使えなければ、新しいのを買う予定。
物を揃えるにあたって参考にさせて頂いたHPがあります。
※参考: 『花見川バス釣りブログ』管理人Noriさんの親切な記事
URL: https://bass-kousaku.com/garmin-striker4-mobilebattery/
↑赤・黒のケーブルがDC電源ケーブル(中心がプラス)、USBのやつがUSB 12V 昇圧 ケーブル
このケーブルはAmazonで買いました。DC電源ケーブルは1個売りを探せず、10本も買いました。
ま、10本でも310円
【僕はこうした!】
このUSBケーブルですが、ちょうどモバイルバッテリーに差すUSBジャックの箇所のプラスチックが簡単にパカっ外れてしまいます。中には小さな基盤みたいなのが入っているのですが、実際に海で使用する際にパッカーンされると困るので、ここは接着剤を使用し外れないようにしました。中の基盤が錆びたら嫌ですよね!
このケーブルの役目ですが、モバイルバッテリー自体は5Vらしいのですが、それを12Vにする必要があるそうで、5V→12VにしてくれるのがこのUSBの昇圧ケーブルとの事。このケーブルのお陰で魚探にスイッチが入る訳ですね~!
↑ケーブルはこんな感じになってます
んで、最終的にこの写真に写っているAnkerのバッテリーとケーブルをつなぎます。
作業は凄く簡単で、魚群探知機と一緒に同封されてきたケーブルの『赤・黒』をDC電源ケーブルの『赤・黒』につなぎます。そして絶縁テープも。
それをAnkerのモバイルバッテリーにつないで、ストライカー4にもつなぎ、スイッチを入れる!
っと、こんな感じに簡単に魚群探知機ストライカー4をモバイルバッテリーで動かす事が出来ました!材料さえ揃えば簡単に出来ますね。
僕の魚探1号はストライカー4ですが、2号として9インチechoMAPもゲット。同じくモバイルバッテリーでの接続を試みてますが、ストライカー4のように簡単にはいかないです(涙) |
魚探をモバイルバッテリーに取り付けてみて
最初、魚探だけが到着した際はモバイルバッテリーに繋ぐためのケーブル2種類がまだ手元にきていない状態だったので、電源を付ける事も出来ず数日間つまらない日々を過ごしました。その後接続ケーブルが到着して、数年前にスマホ充電用に購入したモバイルバッテリーを使用して魚探のスイッチをONにした時は、ちょっと感動的でした!
へ~こんなセッティングでも電源ってつくんだ!?って驚きました。勿論、自己責任でやってみた事なので壊れたらしょうがないと思いながら作業をしましたが、こんなに簡単に魚探の電源がつくなら嬉しいですよね。
普段の生活でバッテリーをいじるDIYをする事がないので、大丈夫かな?と少し心配もありましたが、無事に電源がついて良かったです。このモバイルバッテリーの良い所は、コンパクトって事ですね。最初調べていた時は、バイク用の箱みたいなバッテリーを使用する人が多いようだったので、それはハードルが高そう!というイメージでした。それに、何か電気でバチバチになったら怖いな~と。スマホなんかを充電するバッテリーなら、何となく身近な存在なので怖いというイメージはなかったです。気軽に使用出来るし、壊れても高く無さそうという印象があったので、どちらかというと積極的にDIYをトライする事が出来ました。
実際に海で使用した際に、どのくらいの時間使用出来るのか?というのも気になりますが、僕は一日中海の上にいないので、2,3時間もってくれればOKと思ってます。バッテリー時間が心配な時は、釣りポイントに到着したら電源をOFFにすれば良いしね。モバイルバッテリーでガーミンストライカー4の魚群探知機が動いてくれて凄く嬉しいです!低予算で魚群探知機を導入したいと希望する方にもお勧めの魚探です。
振動子を繋ぐと電源がOFFになる?
僕が使っているGarminの魚探では『振動子を繋いで電源が落ちる』と言う事はないのですが、この様な電源トラブルが起こる方がいるようです。以前、どなたかのブログで似たような記事を目にした事もあります。
モバイルバッテリーと魚探を繋いで電源を付ける時は普通にONになり、魚探メーカーのロゴマークが表示されたり、ボタンを押して設定等の変更をするなどの操作は出来るのですが、振動子のケーブルを差すと電源が落ちるようです。僕が目にした記事では(その時の記憶では)、電圧が何らかの問題で低く、振動子をつなぐと魚探の電源が切れてしまうようです。
僕なりに考えてみると
- モバイルバッテリー本体の問題
- 電圧を上げるUSBケーブルの問題
この2つが怪しい気がしています。
対処法としては、別のモバイルバッテリーと接続してみて、魚探が普通に動くかどうか?チェックする。これで問題なく動くのであればUSBケーブルの問題ではないですね。これをやっても電源がOFFになるようであれば、USBケーブルの取り換えを検討するのも良いかもしれません。あと、もし電圧をチェックする機械をお持ちであれば、そこで電圧チェックでしょうか・・・。
魚群探知機は本体とバッテリーが別々になっているので、こういったトラブルが発生すると困りますよね。ユーザー任せになってしまうので。
2020年9月:追記
電源が落ちるって話・・・思い出しました。以前そんなメールがあった事を。そして同じ現象が僕の魚探で起きたので、追記しておきます。恐らくですが、魚探のトランスデューサーを付けて電源が落ちる方というのは、僕の様に(魚探2号)電気をもっと使うヤツを使用する方かと思います。Striker4なら手ごろ価格のモバイルバッテリーで電源ONすると思いますが、7inchとか大きめの画面とTransducer自体もデカくて電気を食うヤツを使う場合は話が変わってきます。『Quick Charge 3.0(QC3.0)かPDバッテリー』のどちらかが必要になってきます。echoMAP PLUS 9inchを使う僕はPDで問題無しです。9inch以下ならQC3.0でいけると思いますが、USBケーブルが上記↑(僕がStriker4で使用してる)だとダメかもしれません。そこは某CtoCサイトで探せば出てきます 🙂
■参考:【DIY】ガーミンechoMAP魚群探知機のモバイルバッテリー接続
カヤックの上で魚探をいじると船酔いした!
これは良い(苦い)経験だった!?と思うのですが、僕が魚探を始めてカヤックの上で使用した際は、船酔いしました。最初離岸する前の段階で振動子はカヤックのマウントに付けておいたのですが、ケーブルはまだ魚群探知機本体には刺さっていない状態でした。魚探は、僕のプラスチック箱の中(椅子の後ろ)に入った状態で離岸。ある程度沖についたところで「じゃ、魚探をONしよう!」と思ったのですが、その際に魚探のカバー(オプション)を外すのに数分悪戦苦闘、次にバッテリーを魚探に繋いで、振動子のケーブルも魚探本体へ繋いで・・・と、多分5分10分はバタバタしていました。その際に波でカヤックがゆらゆら~したので、みるみる具合が悪くなりました。そう、船酔いです。ま、水飲んで少しスッキリしましたが、魚探の電源を入れる為にカヤック上でバタバタしていると良い事は無さそうです。
そこで!
- 振動子は先にカヤックに装着した状態で離岸(出艇)する
- 魚群探知機本体もカヤックに取り付けた状態にする
- 魚群探知機には最初からバッテリーもつなぐ!
つまり、離岸時の段階から既に使用出来る状態で出艇した方が良さそうです!
ま、当たり前の事だったのかもしれませんが、初心者の僕にはこれが良いレッスンでした。
次に僕がやるTODOは、振動子をどーやってカヤックに付けるか?を考える必要があります。あと、魚群探知機本体もマウントを使ってカヤックに設置しないといけません!ちょっと考えてDIYです!